サンドラッグ、キリン堂HDの株式を取得し持分法適用会社化へ

株式会社サンドラッグは、2023年11月29日に開催された臨時取締役会にて、株式会社キリン堂ホールディングスの株式を取得し、持分法適用会社化することを決議したと発表しました。

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サンドラッグ、キリン堂HDの株式を取得し持分法適用会社化へ

株式会社サンドラッグは、2023年11月29日に開催された臨時取締役会にて、株式会社キリン堂ホールディングスの株式を取得し、持分法適用会社化することを決議したと発表しました。キリン堂HDの株式を所有する株式会社B CJ 47の33.4%に相当する間接持分をBain Capital Private Equity, LP およびそのグループが投資助言を行う投資ファンドより取得します。株式取得予定日は、2024年2月です。

サンドラッグは、競争が激化しているドラッグストア業界において、新規出店やフランチャイズ事業の展開、M&Aの活用により、事業規模拡大と企業価値向上を目指しています。これまでにもドラッグストア、その他小売業界の企業との提携を積極的に活用してきました。キリン堂HDは、「キリン堂」ブランドのドラッグストアを中心として、主に関西地区に300店以上の店舗を有し、地域密着型の経営を重視しながら、きめ細やかなサービスや独自性のあるPB商品などを強みに事業成長を実現しています。

両社は、サンドラッグのオペレーション構築力、商品の販売力、顧客のニーズに合わせた店舗づくりのノウハウと、キリン堂HDの高いサービス品質、特徴あるPB商品開発ノウハウなどの強みは補完関係にあると判断しました。加えて、出店エリアの重複が少なく連携により成長を目指せると考え、資本提携に至ったと説明しています。今後、両社は協力のもと、一層のサービス品質の向上と企業価値の拡大を目指していくとのことです。

《Commerce Innovation編集部》