DACと博報堂アイ・スタジオ、1stパーティデータや機械学習を活用した広告配信サービスを開始

デジタル・アドバタイジング・コンソーシアム株式会社と博報堂アイ・スタジオは、広告主の Google Cloudなどに蓄積された1stパーティデータや機械学習の活用、広告配信までの運用オペレーションを一体化した「ML TARGET CREATIVE」の提供を開始しました。

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デジタル・アドバタイジング・コンソーシアム株式会社(以下DAC)と株式会社博報堂アイ・スタジオは、広告主の Google Cloudなどに蓄積されたデータや機械学習の活用、広告配信までの運用オペレーションを一体化した「ML TARGET CREATIVE」の提供を開始しました。

「ML TARGET CREATIVE」では、企業が保有する1stパーティデータの活用から広告配信までの全工程を、ワンストップ体制でサポート。機械学習モデルを活用したターゲットの発掘と、高品質なクリエイティブ配信の両立を実現し、広告配信の成果を確認するスキームも提供します。

両社は広告体験を損なわず、データによる最適なクリエイティブ選定を行い、エンゲージメントの最大化を目指して「Rich Creative Promotion Service(RCPS)」を提供してきました。今回の「ML TARGET CREATIVE」は、RCPSメニューの第四弾です。

本サービスでは、Google Analytics データやGoogle Cloud、その他CDPデータを活用して機械学習モデルを構築します。続けてマーケティング目標達成のための新たなインサイトを発見し、その特徴量を広告配信ターゲットとして活用します。特徴量をクリエイティブデザインに落とし込み、RCPSのリッチクリエイティブフォーマットと組み合わせた広告の配信が可能です。

アパレルブランドで導入したところ、ROAS(広告の費用対効果)目標比152%、売上目標比120%という成果が得られました。データから高LTV(顧客生涯価値)と予想したユーザー層を配信対象にしたほか、コーディネイトランキング上位の画像情報をもとに、最新トレンドコーデを反映したリッチクリエイティブを配信する手法などを実施した結果といえます。

DACは、総合的なデジタルマーケティングサービスをグローバルに提供しています。博報堂アイ・スタジオはオウンドメディアを中心に、データを起点としたマルチタッチポイントでの顧客体験(CX)設計などを通じて、クライアント企業の「ブランド創造」と「顧客創造」を目指すスペシャリスト集団です。両社は、今後もそれぞれの知見をかけあわせて、企業のマーケティング活動に貢献していきます。

《Commerce Innovation編集部》