日本酒選びがソムリエAIで簡単に!玉川高島屋が「KAORIUM for Sake」を導入

玉川高島屋は、日本酒売り場に最新の日本酒ソムリエAI「KAORIUM for Sake」を導入することを発表しました。

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玉川高島屋は、日本酒売り場に最新の日本酒ソムリエAI「KAORIUM for Sake」を導入することを発表しました。

SCENTMATIC 株式会社が開発した「KAORIUM for Sake」は、インターネット上の言語表現と香りの感じ方を学習したAIに、1万以上の日本酒の風味・感性データと酒ソムリエの感性を融合させたシステム。自然言語処理によって、表現の難しい日本酒の風味をわかりやすい言葉で示し、特定の言葉に紐づく日本酒を導き出します。

「KAORIUM for Sake」は、「贈りたい相手」に合わせてお酒をレコメンドする機能を搭載。ギフト用の日本酒選びの画面には、相手を連想させる言葉の選択肢が表示されます。

例えば、父の日であれば、「面白い」「かっこいい」「頑固」など最大3つの言葉を選択すると、AIが父親のイメージと店頭にある日本酒とのマッチ度を解析し、相性の良いお酒を提案します。

ギフト検索のほかに、自身の「なりたい気分」や「好みの味わい」から、お酒を探すことも可能です。贈る相手の好みが分からない人や日本酒初心者も、ぴったりの種類を選べます。

また、玉川高島屋が設置したのは、2023年1月にリリースされた多言語版です。日本語と英語を切り替えられるため、インバウンド需要にも貢献できます。

「KAORIUM for Sake」は、経験豊富なソムリエや唎酒師にしかできなかった「人の感性にそったお酒選び」という接客体験を、小売店の店頭で提供。リアル店舗で買い物をする価値の創造という面でも、期待されています。

《Commerce Innovation編集部》