日販とオトバンクが資本業務提携、オーディオブックでシニア世代に読書の楽しみを届ける

日本出版販売株式会社(以下、日販)とオトバンク株式会社(以下、オトバンク)は、資本業務提携について合意したことを発表しました。

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日販とオトバンクが資本業務提携、オーディオブックでシニア世代に読書の楽しみを届ける

日本出版販売株式会社(以下、日販)とオトバンク株式会社(以下、オトバンク)は、資本業務提携について合意したことを発表しました。

両社は、共創理念として「生涯読書」を掲げ、シニア世代を含むあらゆる世代の人々に、読書の楽しみを届けることを目指していきます。

オトバンクは、紙や電子に続く第三の書籍として、音声で本を読むオーディオブック事業を展開。「SDGs読書プロジェクト」を掲げ、障害者差別解消法および読書バリアフリー法の理念の実現を目指しています。運営しているオーディオブックサービス「audiobook.jp」の会員数は、250万人を突破しました。

一方、日販は、1949年創業の出版販売(取次)会社です。豊かさの源となる本を全国の書店へ届けながら、人が文化と出会うことによって生まれる歓びや豊かさを、様々な形で生活者に届けるサービスの開発に挑んできました。

資本業務提携により、両社はあらゆる世代や環境の人々に読書の楽しみを届けるため、オーディオブックの普及に向けて取り組みます。

第一弾のターゲットは、50代以上のミドルからシニア世代。オーディオブックを活用しやすい環境・機会づくりを実施し、認知の向上を目指します。両社の共創によって、視力低下などで本から離れた世代の読書体験を音を通じて豊かに演出し、健康寿命の延伸に貢献していきます。

《Commerce Innovation編集部》