カインズ、量子計算技術を活用した配送システムを2025年3月本格導入へ 配送効率1.5倍改善の見込み

・カインズとQuanmaticが量子計算技術を用いた配送システムのPOCを完了
・2025年3月の本格導入を目指し、配送効率1.5倍改善の見込み
・特許出願中の技術で配送エリア拡大や車両削減、配送件数増加を図る

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カインズ、量子計算技術を活用した配送システムを2025年3月本格導入へ 配送効率1.5倍改善の見込み
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株式会社カインズと株式会社Quanmaticは、量子計算技術を用いたダイナミック配送システムの実証実験(POC)を完了し、2025年3月の本格導入を目指すことを発表しました。本プロジェクトは、量子計算技術の活用による配送計画の効率化を目的としています。

カインズの購入者向けサービス「CAINZお届け便」の効率化を図るため、両社は量子計算技術を活用した配送計画立案技術を開発しました。現在、この革新的な配送計画立案技術は特許出願中(特願2024-176474)となっています。

過去の配送実績データに本技術を適用した結果、配送効率は1.5倍改善できる見込みです。本技術により、配送エリアの拡大、配送車両の集約・削減、配送件数の増加を実現することが期待されています。

Quanmaticは2022年10月に設立されたスタートアップ企業です。早稲田大学の戸川望教授の研究シーズをもとに、量子・古典計算技術のアルゴリズム知的財産権と研究成果をビジネス課題に適用するための最適化エンジンを開発し、ハードウェアに依存しないソリューションとして提供しています。

両社は、今後も効率化と利便性向上を追求していく方針です。最新の技術を積極的に取り入れることで、顧客の期待を超える革新的なサービスの提供に努めていくとしています。

本取り組みは、物流業界におけるDXの一例として注目されています。量子計算技術を活用した配送の実用化が進めば、他の産業分野にも波及していき、社会に変革をもたらす可能性があります。

《Commerce Innovation編集部》