イオン株式会社およびイオンモール株式会社は、中国内陸部の湖南省長沙市で初となる「イオンモール長沙星沙(ちょうさせいさ)」を2024年9月12日にグランドオープンします。
長沙市は3000年の歴史を持ち、国家歴史文化都市に指定されている一方で、近年はメディア産業や文化産業が集積し、経済成長が著しい都市です。夜間経済「ナイトタイムエコノミー」が盛んなことでも知られています。

「イオンモール長沙星沙」は、長沙市の東部に位置し、人口140万人を有するエリアに出店。交通アクセスも良好で、東西方向の幹線道路に面し、地下鉄の広生駅と直結しています。周辺にはハイテク企業の拠点が計画されており、さらなる経済発展が期待される地域です。
「イオンモール長沙星沙」の大きな特徴は、合計15,000㎡の地域最大級エンターテインメントゾーンです。子供向けエンターテインメント施設やファミリー向け施設、シネマ、ネットカフェ、ゲームセンター、KTVなど、地域最大級のエンターテインメント機能を提供します。

また、屋外にナイトマーケット「楽食街」が配置され、金曜日と土曜日の営業時間を23時まで延長し、「ナイトタイムエコノミー」を活性化させます。ファストフードおよびレストランとしては、湖南省発の専門店9店舗を含む約50店舗が集結。長沙市の郷土料理や中国各地の特色ある料理、ワールドグルメが楽しめるほか、地元で人気のドリンクスタンドやカフェも充実しています。

日本ブランドとして、「MUJI無印良品」や「ニトリ」が出店。核店舗の総合スーパー「イオン長沙星沙店」では、新鮮で高品質な食材やイオン中国のプライベートブランド「EB」、「ホームコーディ」など、豊富な商品を取り揃えます。

デジタルとリアル両面で繋がる、新しい買物体験の提供にも取り組み、イオン中国が開発したネットスーパーアプリ「永旺到家」を導入。中国の宅配大手である美団と提携し、最短30分で提供するデリバリーサービスでの配送も行います。
また、従業員向けアプリ「モバイル経営アシスタント」を活用し、働き方改革を推進。後方で実施していた作業が売り場でできるようになるほか、即時在庫確認機能によって速やかな質問対応を可能にするなど、顧客と従業員が従来よりも繋がりを持てる働き方へと変化させます。
1985年に中国に進出したイオンは、今後も同国における事業展開を進め、顧客の豊かな暮らしに貢献していく方針です。