パロニム株式会社は、株式会社ベクトルを引受先とした第三者割当増資を実施し、総額5億円の資金調達を完了したことを発表しました。これにより、同社の累計調達額は14.5億円に達しています。パロニムは、インタラクティブ動画技術「Tig(ティグ)」を基盤とした映像ソリューションを提供する企業です。本技術を用いると、映像内のモノやヒトなどに触れるだけで情報にアクセスすることが可能となります。
一方、ベクトルは、ビジョンとして「いいモノを世の中に広め人々を幸せに」を掲げており、最新のマーケティングソリューションを提供することでクライアント企業の価値向上に貢献してきました。今回の資本提携により、ベクトルの多様な事業展開と実績に、パロニムの映像技術を融合させ、新たな情報発信・コミュニケーション方法を多くの企業に提供することが期待されています。
パロニムは、2024年3月に発表した株式会社Globa Hands-On VCとソーバル株式会社に今回のベクトルを加えた資金調達を実施したことで、事業成長に必要なポイントを強化することが可能となりました。まず、国内外を含めた事業拡大のための人材採用を強化します。さらに、「Tig AI」「Tig Media Platform」など全体構想のラストマイルとなる技術の開発を進め、「Tig」の認知を広げるためのマーケティングを強化していく予定です。
ベクトルの代表取締役会長 兼 社長 の西江肇司氏は、パロニムの技術について、「ライブコマース市場においても大きな進化を遂げる可能性を秘めている」とコメント。パロニムの代表取締役である小林道生氏は、百貨店やアパレル・インテリア用品などを扱う大手企業への「Tig」の導入が進んでいる状況について、「ECと実店舗の両方を最大限に活かす新たな接客コマースとして各社の売上向上に繋がる実績がでてきた」とし、「海外進出も本格稼働させていく」とグローバル展開への意欲を明かしました。パロニムは、今後もTigシリーズの技術開発とサービス提供を通じて、誰でも平等に情報にアクセスできる世界の実現を目指すとしています。