オイシックスとシダックス、学童保育への弁当提供事業を7月22日より開始

・オイシックス・シダックスが昼食提供開始
・学童保育の昼食提供は全体の約2割
・2024年夏、全国約500箇所でサービス開始

企業 経営戦略
オイシックスとシダックス、学童保育への弁当提供事業を7月22日より開始
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オイシックス・ラ・大地株式会社とシダックス大新東ヒューマンサービス株式会社は、2024年の夏休み期間より、全国約500箇所の学童保育施設を対象とした昼食提供サービスを開始することを発表しました。本取り組みは、保護者の昼食準備にかかる負担を軽減し、子どもたちに安心安全な食事を届けることを目的としています。

こども家庭庁の調査によると、全国の学童保育施設で昼食提供が行われているのは約2割にとどまり、多くの保護者が昼食準備に苦労している実情があります。2024年7月にオイシックス・ラ・大地が実施したアンケート調査でも、約9割の保護者が望むサービスであることが明らかになりました。

この課題に対応するため、オイシックスは食品宅配サービスで培った経験を活かし、2004年より学童保育事業を受託しているシダックスと協力して、学童向け弁当事業を開始することを決めました。両社の連携により、弁当の製造から施設への配送までをワンストップで実施することが可能です。

サービスの提供に先立ち、2024年1月と3月には学童保育13カ所でのテストを実施。子どもたちやスタッフからの意見を参考に、学童保育専用の弁当メニューが開発されました。夏休みの本格導入期間は2024年7月22日から8月31日までで、おかず8メニューに白ご飯を加えた日替わりの弁当が1食税込580円で提供されます。注文はアプリを通じて行うシステムです。

オイシックスとシダックスは、本事業を通じて、子どもたちに安全な食事を提供するとともに、食領域の課題解決に取り組むことを強調しています。両社の協業により、今後も食に関する社会課題の解決に向けた動きが期待されます。

《Commerce Innovation編集部》