味の素ら冷凍食品大手5社、物流協働体制の強化に向けて検討開始

・冷凍食品5社が物流協働検討
・効率性と環境保全を目指す
・共同物流・DX推進で生産性向上

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味の素ら冷凍食品大手5社、物流協働体制の強化に向けて検討開始

味の素冷凍食品株式会社とテーブルマーク株式会社、株式会社ニチレイ、株式会社ニッスイ、マルハニチロ株式会社の5社は、冷凍食品物流の効率化と持続的成長を目指す検討を共に進めることを発表しました。本取り組みは、2023年12月に一般社団法人日本冷凍食品協会が公開した「物流の適正化・生産性向上に向けた冷凍食品業界の自主行動計画」に基づくものです。

物流業界は、労働力不足やGHG排出量削減などの課題に直面しています。特に冷凍食品物流は、手荷役が多いなどの特有の問題を抱えており、課題の解決には、個社の取り組みだけでなく、業界全体での協力が不可欠です。5社は、これまでにも個社同士で共同物流を行ってきましたが、今後はさらに協働体制を強化し、共同保管・配送による積載率の向上、物流ネットワークの安定化、物流現場の生産性向上、共通プラットフォームを用いたデータ共有・利活用などについて、具体的な検討を進めていく予定です。

発表にあたり、5社は、冷凍食品物流の基盤強化に向けて、新たな協力関係を築いていくことを強調しました。本取り組みにより、冷凍食品物流の生産性を高めるだけでなく、持続可能な成長を促進し、業界標準化への道を開くことが期待されています。同じジャンルの商品を扱う5社による協働は、国内の物流全体にとって、新たなモデルケースとなる可能性を秘めています。

《Commerce Innovation編集部》