イオントップバリュ、製品ライフサイクル管理の効率化に向け「Centric PLM」導入

・イオン、Centric PLMで業務高度化
・パッケージ情報管理の一元化推進
・Centric、デジタルトランスフォーメーション支援

テクノロジー DX
イオントップバリュ、製品ライフサイクル管理の効率化に向け「Centric PLM」導入

(画像はイオントップバリュ株式会社公式サイトより)

イオングループのプライベートブランド「トップバリュ」を展開するイオントップバリュ株式会社が、商品開発プロセスの効率化と生産性向上を目的に、セントリックソフトウェア株式会社の製品ライフサイクル管理(PLM)ソリューション「Centric PLM(TM)」の導入を決定したことが明らかになりました。

イオントップバリュは、PB商品の拡充を図る中で、原料や栄養素、アレルゲン情報などパッケージ表記の一元管理、パッケージ制作業務の進捗管理、デザイン校正の効率化、デザインの世代履歴管理などに取り組んでおり、これらに対応できる「Centric PLM」を採用しました。

「Centric PLM」は、商品開発プロセスの最適化、リードタイム短縮、イノベーション加速、品質管理とコンプライアンス対応を実現し、製品ライフサイクル全体を管理するソリューションです。小売業や食品メーカー、外食産業向けに最適化され、商品コンセプトやレシピ開発、パッケージ、品質、サプライヤーコラボレーション、栄養素表記ラベル、生産工程、SKUの最適化からその先まで、ワンストップでの進捗管理が可能です。また、「Centric Visual Boards(TM)」は商品ポートフォリオを最適化し、リアルタイムでのデータと画像の取り込みに対応でき、単一のワークスペースを提供することで、的確な品揃えと商品オファーの可視化を実現します。

セントリックソフトウェアは、3Dデザインソフトや3Dデジタルモックアップ、PLMソリューションを展開するDassault Systèmesの子会社として、消費財業界においてPLMソリューションを提供する企業です。プロジェクト成功率100%を誇り、各地域で高い評価を得ています。同社の代表取締役兼CEOであるChris Groves氏は、イオングループの中核事業であるイオントップバリュのデジタルトランスフォーメーション(DX)を支援するパートナーとして選ばれたことを喜び、「成長戦略実現のパートナーとして支援を継続する」とコメントしました。今回のパートナーシップにより、イオントップバリュのさらなる業務効率化とDXの進展が期待されます。

《Commerce Innovation編集部》