カスミのオフィス向け無人店舗、200カ所出店達成

・カスミの無人店舗が200カ所に
・スマホ決済「Scan&Go ignica」利用
・24時間営業、品目数100~500

企業 経営戦略
カスミのオフィス向け無人店舗、200カ所出店達成

株式会社カスミは、無人店舗「オフィススマートショップ(以下、オフィスマ)」の設置数が200カ所に達したことを発表しました。オフィスマは、同社が掲げる「あらゆる人に食を届ける」ビジョンの一環として、ユナイテッド・スーパーマーケット・ホールディングス株式会社(以下、U.S.M.H)のスマートフォン決済アプリ「Scan&Go ignica(スキャンアンドゴー イグニカ)」を活用した無人運営型の店舗です。

同社は、企業の事業所や工場、自治体などの施設で働く職員の食環境改善を目指し、2020年の茨城県庁出店を皮切りにオフィスマの展開を進めてきました。飲料、菓子、即席麺やレンジアップ商品、冷凍食品、文具、生活消耗品など、スペースに応じた100~500品目を取り扱い、各店舗利用者のニーズに応じた商品を揃えています。

営業時間は基本的に24時間としていますが、要望に合わせた時間設定も可能です。支払いは「Scan&Go ignica」アプリを使用したキャッシュレス決済で、「イグニカポイント」も利用できます。また、メンテナンスは近隣店舗の従業員が週に1回程度行い、商品補充や清掃などを実施しています。

カスミは、オフィスマに加え、デジタル技術を活用したオンラインデリバリーや移動スーパーなど、従来の店舗フォーマットを超えた多様な買い物の機会を提供し、顧客により近い存在となることを目指しています。今後も、便利な買い物体験の提供に向けて、サービスの拡充を図っていく方針です。カスミの取り組みにより、多くの職場や施設での食の利便性が向上することが期待されます。

《Commerce Innovation編集部》