顔認証決済「FreeiD Pay」、イベントでの実証提供で243名が活用

・顔認証決済「FreeiD Pay」
・SHINAGAWA TECH SHOWCASE
・実証提供成功

テクノロジー 決済
顔認証決済「FreeiD Pay」、イベントでの実証提供で243名が活用
  • 顔認証決済「FreeiD Pay」、イベントでの実証提供で243名が活用
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株式会社DGフィナンシャルテクノロジー(以下、DGFT)とDXYZ株式会社は、先端テクノロジーの体験イベント「SHINAGAWA TECH SHOWCASE」にて、顔認証決済サービス「FreeiD Pay」の実証提供を行いました。本イベントは2024年3月27日から29日まで品川インターシティで開催され、来場者のうち243名が約24万円分を「FreeiD Pay」で決済。全決済のうち約5回に1回が顔認証決済で行われる結果となりました。

「FreeiD Pay」は、DGFTとDXYZを含む複数企業の協業により提供される顔認証決済サービスです。今回の実証提供は、日鉄興和不動産株式会社の協力のもとに、株式会社ジャムエリアマネジメントの企画を通じて実現しました。「SHINAGAWA TECH SHOWCASE」では、フードブースのキッチンカーなど全6店舗の支払い方法として「FreeiD Pay」を導入。来場者は顔認証を利用してスムーズに決済を行い、レジ待ち時間の短縮や利便性の向上を体験しました。

DGFTの営業本部加盟店営業部部長である伊藤和也氏は「FreeiD Pay」の実用性とユーザー体験の向上に期待を寄せ、今回の実証提供で利用者から高い評価を得られたことを喜びました。DXYZの取締役社長の木村晋太郎氏も、手ぶらで買い物ができる手軽さに利用者が驚いていたことを振り返り、「新しい当たり前になると確信した」と述べています。

日鉄興和不動産の賃貸事業本部エリアマネジメント部の金谷貴央氏は、今後も最新技術を活用して街の体験価値向上を図る意向を示しました。ジャムエリアマネジメントの星野宏明氏も、想定以上の利用者数となったことからイベント会場での顔認証決済の有効性に言及し、「今後も活用していきたい」とコメントしています。

今後、DGFTとDXYZは、鍵や財布・スマホを持つことなく“顔ダケで”自由に行動できる世界の実現を目指しており、POS連携も含めて「FreeiD Pay」の事業化を検討していく予定です。

《Commerce Innovation編集部》