ビックカメラ、 インバウンド客向けにAI通訳機の貸し出しを開始

・ビックカメラでポケトーク貸出
・外国人客の購買意欲向上
・ポケトークアナリティクス導入

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ビックカメラ、 インバウンド客向けにAI通訳機の貸し出しを開始
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株式会社ビックカメラが、ポケトーク株式会社のAI通訳機「ポケトーク」を来店客に無料で貸し出すサービスを開始します。本サービスは、店内に限り外国人客に「ポケトーク」端末を無料で貸し出すものです。同社ではこれまでも、スタッフが接客時に「ポケトーク」を活用していました。顧客に機器を貸し出す形をとることで、商品について、より気軽にスタッフに質問できる環境を提供します。

「ポケトーク」は、自国語のままで互いの言語を話せない人同士が対話できるAI通訳機です。音声・テキストへの翻訳は74言語、テキストのみへの翻訳は11言語に対応できます。ビックカメラは、全国43店舗のうち、特にインバウンド需要の高い12店舗において、貸し出しサービスの提供を決めました。実際に、ビックカメラなんば店で行われた2日間限定の「外国人向けポケトーク貸出イベント」では、約250台の「ポケトーク」が貸し出され、来店客の満足度向上と購買意欲の促進に成功しました。

さらに、ビックカメラは「ポケトーク アナリティクス」も導入し、データ分析を実施します。「ポケトーク アナリティクス」は、使用言語や頻度などのデータをリアルタイムで分析でき、多言語対応ニーズの把握や分析、情報管理ができるツールです。データの分析により、外国人客の満足度と購買額の向上を図ります。

ビックカメラはあらゆる顧客に対して最良のサービスを提供することに取り組んでおり、「ポケトーク」貸し出しを通じて、増加が見込まれる訪日客が快適な買い物を楽しめる環境を構築します。一方、言葉の壁をなくすことをミッションに掲げるポケトーク社は、ビジネスや観光における言葉の壁を解消するために「ポケトーク」の展開を拡大していくとのことです。

《Commerce Innovation編集部》