株式会社エービーシー・マートは、2025年に同社で話題となったキーワードや機能、トレンドなどのベストヒット商品を発表しました。
2025年のスニーカートレンドを振り返ると、薄底を意味する「ロープロファイル」が外せないキーワードとなりました。定番化した厚底の真逆に位置する薄底シューズが春に一大トレンドとなり、PUMA SPEED CATは世界的な韓国アーティストやインフルエンサーの着用が話題を呼び、今年一年で何度も完売と再入荷を繰り返しました。
ADIDASのT-TOEシリーズも人気で、特にSPEZIALはカラーバリエーションが豊富で、新作カラーがシーズンごとにリリースされてはヒットを記録しました。また、今年の復刻リリースで瞬く間にヒットを記録したのがNIKEのSUPER FLYです。リアルY2Kモデルとして復刻販売された後すぐに多くのシューズメディアで取り上げられました。
一方で、Y2Kスタイルを語る上で欠かせない厚底ソールのスニーカーも健在です。NIKE SHOX TLは海外セレブがドレスの足元に合わせるなどY2Kシーンにとどまらず人気で、新作もベストヒットアイテムになりました。
2025年は「手を使わない、かがまない」で足入れができる新ジャンルスニーカーとして、ハンズフリーシューズが各ブランドから続々とリリースされました。室内で靴を脱ぐ日本では特に大きくバズったアイテムで、元祖ともいうべきSKECHERSの人気は特にすさまじく、超有名人を多数起用したTVCMで存在を知った方も多かったと思われます。
90'sトレンドからの流れと韓国ファッションにセレクトされたことで再燃という形で2025年初めに一気にバズったのが、TIMBERLANDの定番ブーツです。バギーシルエットやバレルレッグシルエットとの相性が良いのも人気の理由の一つとなりました。
毎年、過去最高を更新し続ける夏の気温は「猛暑」や「酷暑」と評され、毎日のようにメディアでは気温についてや夏を乗り切る対策グッズが取り上げられ、空調ベストといったアイテムとともに話題になったのがクールシューズです。HAWKINSのクールシューズが特に注目を集めました。
猛暑と同じく季節のキーワードになった「ゲリラ豪雨」に対応する防水シューズも人気でした。ゴープコアと呼ばれるファッショントレンドで絶対的な人気を博していたSALOMONは、完全防水素材GORE-TEXを使用していることから、雨でも履ける映えるシューズとして防水シューズでもベストヒットとなりました。
アパレルでは、今年のトレンドと言ったらこれ以外ないというぐらいのバズを生んだサッカーシャツが挙げられます。ハイブランドもリリースするなど世界的な人気で、街で見ない日はないぐらいのベストヒットになりました。なかでもスポーツブランドが持つ大量のアーカイブからリリースされたレトロな襟付きモデルは、特に好まれました。
また、2025年にレディースで人気が加速した短丈のトップス、クロップドジャケットもベストヒットとなりました。デザイン自体は昔からありますが、昨年からじわじわと人気が出て今年はどのブランドも、アウターは必ずというほどクロップドのバリエーションをリリースしていました。
2025年は人気が一気に加速して大きなトレンドに変化したものや、影響力のある有名人着用でバズったものなど、今年も沢山の人気モデルが誕生しました。









