ヤマダホールディングスとギフトモールが資本業務提携 店舗・物流網の連携も視野に

・ギフトモールとヤマダHDが提携
・オンラインギフト市場の拡大図る
・両社の商品・サービス連携強化

企業 資金調達/M&A/提携
ヤマダホールディングスとギフトモールが資本業務提携 店舗・物流網の連携も視野に

国内最大級のオンラインギフトサービス「Giftmall」を運営する株式会社ギフトモールは、家電量販店最大手の株式会社ヤマダホールディングスとの間で資本業務提携を行うことを発表しました。ギフトモールは、第三者割当増資によりヤマダホールディングスから総額約5億円の出資を受ける予定です。

本提携は、ギフトモールの「MAKE MORE SMILES~世界により多くのスマイルを。」という経営理念のもと、より多くの人々に感動体験を提供することを目的としています。ギフトモールは2014年にサービスを開始し、2023年にはグループ全体で年間流通額約200億円を達成し、オンラインギフト特化型ECモールとして認知度1位を獲得するなど、順調に成長を続けています。

業務における提携としては、双方の商材および顧客基盤を活用することでECを強化します。また、ヤマダホールディングスの豊富な商品ラインナップと店舗・物流網を活用し、オンラインとオフラインの連携を強化することにより、顧客に新たなギフト体験を創出。両社の知見を活かしたオリジナル商品の開発も検討しているとのことです。

ギフト市場は11兆円規模の安定した市場で、そのうちオンラインギフト市場は約3.5兆円と推計されており、市場は拡大傾向にあります。ギフトモール代表の藤田真裕氏は、今回の提携を通じて「絶対に喜ばれる感動体験」が簡単に届く世界を実現し、ギフト領域のリーディングカンパニーとして業界を牽引する存在になる意志を表明しています。

《Commerce Innovation編集部》