ドットシー、コスメロス問題解消に向けた社会貢献型ECストア開設

・化粧品廃棄問題に取り組む新ECストア
・購入金額の一部を社会貢献に寄付
・協賛企業と連携し正規品を特別価格で

ストア運営 新店舗/ストア
ドットシー、コスメロス問題解消に向けた社会貢献型ECストア開設
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ドットシー株式会社は、化粧品の廃棄問題に対する新たな解決策として、社会貢献型のECストア「.C(ドットシー)」を2024年3月15日に開設しました。本プロジェクトは、使用期限が近い未使用化粧品や外箱に傷のある商品を特別価格で提供し、購入金額の一部を社会貢献活動に寄付するというものです。

国内上位5社の化粧品メーカーから、年間約2万トンの化粧品が廃棄されており、店頭および小売での在庫やテスターも合わせるとさらに多くのコスメが廃棄処分となっている現状があります。原因として、流行のサイクルが早い業界特有の事情や、季節商品や限定品の過剰発注により多くの商品が需要を超えて廃棄されてしまうことが挙げられます。「.C」は、コスメロスを減らし、新しい循環サイクルを生み出すことを目的に立ち上げられました。

ドットシーは、購入者が安心して商品を手に入れられるよう、協賛企業から直接仕入れを行い、正規品のみを取り扱う方針です。対象商品は、季節品や旧パッケージ品、B品、返品商品、過剰在庫商品、使用期限の近い商品など。購入金額の一部は、社会貢献活動に取り組む複数の団体に寄付します。協賛企業は廃棄コストの削減が見込め、利用者はお得に商品を購入しながら社会貢献にも寄与できる仕組みとなっています。

代表取締役の渡部英恵氏は、化粧品業界に長年関わってきた中で抱いた「もったいない」という思いをもとに2023年8月にドットシーを設立し、新しい市場を開拓することを決めました。ドットシーでは、化粧品産業のステークホルダーが一丸となって環境問題や社会課題に取り組むことを重要視しており、新しい価値の創造と、持続可能な循環マーケットの構築を目指しています。

同社は協賛企業を募集中で、各社の事業成長とブランド価値向上を図りながら、コスメロス問題の解決に貢献していく方針です。問い合わせ先は、Email( support@dot-c.jp )またはフォームから受け付けています。

《Commerce Innovation編集部》