EC特化ノーコードツール「TēPs」を提供するテープス、1億3千万円を調達

・テープスが1億3千万円の資金調達
・EC特化ノーコードツール「TēPs」の提供
・事業開発の基盤強化を目指す

企業 資金調達/M&A/提携
EC特化ノーコードツール「TēPs」を提供するテープス、1億3千万円を調達

テープス株式会社は、New Commerce Ventures株式会社と横浜銀行グループなどから、総額1億3千万円の資金調達を実施したことを発表しました。資金は、事業開発の基盤強化に充てられる予定です。

テープスが提供する「TēPs」は、EC事業者がAPIを介して様々なサービスを組み合わせ、業務自動化ツールを独自に構築できるノーコードツールです。ECモールやカート、受注管理システム、スプレッドシート、メール配信ツールなど、約30種類のサービスとの連携が可能で、複雑なシステム構築も自社で構築できます。テープスは、EC業界におけるデータ処理の手作業依存は、複数のサービス間での連携や機能不足の問題から生じると判断。使いやすい自社ツールを作成できるノーコードツールが解決策になるとして、「TēPs」の提供を開始しました。

シリーズAラウンドとなる今回は、小売・流通業界のDXおよびSXを支援するスタートアップを対象とするVCファンドを運用するNew Commerce Ventures株式会社と横浜銀行グループの横浜キャピタル株式会社が運営するファンドを引受先とした第三者割当増資と、横浜銀行からの融資により資金を調達しました。New Commerce Venturesは、プレシリーズAラウンドに続く出資となります。

今回の資金を使用して、テープスは開発の迅速化と品質向上を目指し、これまで注力していたバックヤード業務に限らず、新たな連携先の追加やユーザビリティの向上、サポート体制の強化など、事業開発の基盤を強化していく計画です。

《Commerce Innovation編集部》