三菱電機、相鉄グループとスカイファーム、ロボットによる商品配送サービスを発表 「ゆめが丘ソラトス」で提供

・スカイファームが新配送サービスを開始
・相鉄グループ・三菱電機との協業
・「ゆめが丘ソラトス」でのサービス実施

企業 資金調達/M&A/提携
三菱電機、相鉄グループとスカイファーム、ロボットによる商品配送サービスを発表 「ゆめが丘ソラトス」で提供

スカイファーム株式会社は、株式会社相鉄アーバンクリエイツ、株式会社相鉄ビルマネジメント、三菱電機株式会社との協業により、自動配送ロボットとモバイルオーダーシステムを合わせた新たな商品配送サービスを開始することを発表しました。

相鉄アーバンクリエイツと相鉄ビルマネジメントが管理する、2024年7月開業予定の大規模集客施設「ゆめが丘ソラトス」にて、Cartken社製の公道を走行できる自動配送ロボットと、スカイファームの「NEW PORT」モバイルオーダーシステムを連携させた商品配送サービスを提供します。利用者がアプリを通じて施設内の対象テナントから商品を注文すると、自動配送ロボットが商品を届けるという仕組みです。

スカイファームが運営する「NEW PORT」は、施設特化型モバイルオーダーシステムを提供するOMOプラットフォームです。「横浜ハーバーエリア」でも導入されており、簡単かつ迅速にシステムを構築できるのが特徴で、施設やイベント運営のオンライン化を支えています。

EC市場が拡大して宅配需要が高まる一方で、物流業界の人手不足により、買い物が困難な人の負担が増加しています。今回4社が発表した新サービスは、街中における物流課題に対応し、快適な食事やショッピング体験の提供を目指すものです。スカイファームは、今後もSaaS型オーダーマネジメントシステムの提供を通じて、商業施設や店舗のデジタルトランスフォーメーションを推進していくとしています。テクノロジーを活用し、快適な時間と空間の提供、不動産価値の向上、リテール店支援、フードロス問題などの解決と向き合い、新たな価値を創造していく方針です。

《Commerce Innovation編集部》