JR東日本とDNP、大宮駅で次世代ショールーミング店舗の実証実験

・「&found」大宮駅エキュートに期間限定オープン
・AI技術活用し来店客の声を精度高く分析
・商品体験と購入を可能にした次世代店舗

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JR東日本とDNP、大宮駅で次世代ショールーミング店舗の実証実験
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大日本印刷株式会社(DNP)と株式会社JR東日本クロスステーション(JR-Cross)は、JR大宮駅構内のエキュート大宮に、新しい買い物のスタイルを提案する次世代店舗の実証実験として、ショールーミング店舗「&found(アンドファウンド)」を、2024年3月1日から24日までの期間限定でオープンします。

「&found」は、生活者が駅でのスキマ時間に立ち寄り、新しい商品を体験できる場として設計された店舗です。DNPのデジタルトランスフォーメーション技術と、JR東日本の駅がもつリアルな場としての強みを活かした本取り組みは、顧客体験価値(CX)や満足度を高めることを目的としています。これまでに2回実証実験を行っており、東京駅構内で実施した第2弾では22日間で約1万5千人が来店して商品の試食・試飲を体験し、フィードバックを提供しました。

大宮駅構内のエキュート大宮にて実施する第3弾では、AIを活用して来店客と接客スタッフとの会話をテキスト化し、リアルタイムで分析します。来店客のインサイトやコミュニケーション上の課題を可視化し、マーケティング活動に活用する予定です。また、アバター接客やスタンプラリーを通じて、来店を促進し、より多くの声を集めます。

10分程度の“スキマ時間”で、出店企業が提供する心身の健康によい商品・サービスを体験できることが、「&found」の特徴です。今回の実証実験では、来店客が商品を試すだけでなく、一部購入が可能な商品も用意し、商品への理解・共感が購買にどのように影響するかを検証します。

DNPとJR-Crossは、今回の実証実験の成果をもとに、エキナカショールーミング店舗のビジネスモデルを検証し、事業化に取り組む予定です。

《Commerce Innovation編集部》