「BASE」と「Square」がサービス連携、ネットショップと実店舗の一元管理へ

BASE株式会社とBlock, Inc.は、日本国内でネットショップと実店舗を運営する事業者のビジネスをより円滑にするために、各社が運営するネットショップ作成サービス「BASE」と「Square」のPOSレジや決済を始めとする実店舗向けソリューションを連携することを発表しました。

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BASE株式会社とBlock, Inc.は、日本国内でネットショップと実店舗を運営する事業者のビジネスをより円滑にするために、各社が運営するネットショップ作成サービス「BASE」と「Square」のPOSレジや決済を始めとする実店舗向けソリューションを連携することを発表しました。

連携の第一弾として、双方のユーザーや加盟店に対し、ビジネス拡大のためのソリューションを紹介し合います。具体的には、「BASE」を利用してネットショップを開設した事業者に対し、「Square」のPOSレジをはじめとした実店舗向けソリューションの案内を実施。日本における「Square」加盟店がネットショップを開設する場合には、既存サービス「Square オンラインビジネス」や他のパートナーのサービスに加えて「BASE」を紹介します。

さらに、2024年にはそれぞれの強みを生かしたサービス連携を行い、事業者がより販売しやすい環境を構築する予定です。「BASE」上のデータを「Square」が提供する「Square データ」でも読み込めるようにすることで、「BASE」のネットショップにおける売上データと「Square」の実店舗における売上データをシームレスに一元管理することが可能になります。

2022年に「BASE」のユーザーを対象に実施したオーナーズ調査では、ネットショップを運営するショップオーナーの3割がネットショップと並行して実店舗を運営しているという実態がわかりました。また、将来的にオフラインへの販路拡大に関心を持つショップオーナーは6割を超えており、ネットショップと実店舗決済の連携には潜在的なニーズがあります。

そこで、「BASE」と「Square」は、日本国内でネットショップと実店舗を並行して運営する事業者の決済や商品登録、顧客管理、売上管理をシームレスにして運営の負担を軽減し、商品を販売しやすい環境を構築するために連携することを決めました。サービス連携内容は、今後、具体的に決まり次第発表していきます。

《Commerce Innovation編集部》