物流不動産の所有・運営・開発を行うプロロジスと、ネットショップを運営する事業者向けに発送代行サービスを提供する株式会社STOCKCREWは、物流サービスに関する基本合意を締結し、業務提携を行うことを発表しました。
STOCKCREWは、プロロジス社との協業により、新拠点で小規模EC事業者向けのフルフィルメントサービスの提供を開始します。「プロロジスパーク八千代１」内の小規模EC事業者向けフルフィルメントサービスを提供する専用区画「THE CUBE」を新たな拠点として、Chiba Dockを開設しました。
STOCKCREWのサービスでは、小規模事業者のハードルとなる初期費用や固定費の投資が不要で、1点から荷物を預けることが可能です。保管料は縦・横・高さ各10cmを一単位として、日次計算し保管している商品のみに課金するシンプルな料金体系を採用しています。
「THE CUBE」の専用区画約11,400㎡でサービス提供を開始し、自律走行型ピッキングアシストロボット（AMR）を100台導入。標準化されたオペレーションを提供します。大手配送キャリアとの連携も決定しており、荷物の保管・庫内作業から配送まで一気通貫の物流サービスを提供し、小規模EC事業者の成長を物流面からサポートします。
近年、ネットショップでの販売が容易になったことで、EC事業者が増加しています。一方で小規模なEC物流を専門に対応する物流会社は少なく、物流業界全体が市場ニーズに追いついていません。STOCKCREWは、個人事業主や法人向けに、事業規模に左右されない一律の料金体系で完全従量課金制のEC物流サービスを提供しており、現在500社以上のEC事業者に利用されています。
今回のプロロジス社との協業により、今までと同様のサービス内容でより規模を拡張できる基盤が整ったため、さらに多くのEC事業者にサービスを提供することを目指します。今冬には、より利用しやすい価格へと改訂を行う予定です。
