カンボジアのイオンモールが越境EC「j-Grab Mall」を採用、現地法人がなくても出店可能に

AEON MALL(CAMBODIA)LOGI PLUS CO.,LTD.が提供する「越境ECサービスプラン」に、ジェイグラブ株式会社が運営する越境ECマーケットプレイス「j-Grab Mall」が採用され、現地法人がない事業者もカンボジアへの出店が可能になりました。

企業 経営戦略
カンボジアのイオンモールが越境EC「j-Grab Mall」を採用、現地法人がなくても出店可能に
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AEON MALL(CAMBODIA)LOGI PLUS CO.,LTD.(イオンモール(カンボジア)ロジプラス)が提供する「越境ECサービスプラン」に、ジェイグラブ株式会社が運営する越境ECマーケットプレイス「j-Grab Mall」が採用され、現地法人がなくても出店できる日本初のスキームが実現しました。

「j-Grab Mall」は、中小事業者が手軽に海外向け販売を始められる越境ECプラットフォームです。「越境ECサービスプラン」はオムニチャネル・プランとなっており、イオンモール カンボジアのミエンチェイ店「ショールームストア・コーナー」にて「j-Grab Mall」で販売する商品を展示し、購入希望者はQRコードから購入操作を行います。

カンボジアでの事業展開について

イオンモール(カンボジア)ロジプラスは、2022年12月より通販サイト「AEONMALL PLUS」のサービスを開始しました。同時期にカンボジア王国プノンペン都にイオンモール3号店としてオープンしたミエンチェイ店に、ショールームストア・エリアを開設。「見て買いたい」という顧客のニーズに応え、CXとCVRの向上を可能にしました。

また、2023年8月には、シアヌーク州シアヌークビル港経済特区内に同国初のマルチテナント型保税非居住者倉庫「AMLPシアヌークビル FTZロジスティクスセンター」を開設。ASEAN加盟国各国や、諸外国への物流を可能とし、リーチタイムの短縮やキャッシュフローの改善、全世界への商圏拡大も期待できます。

カンボジアのECマーケットは未成熟で、大手ECモールの進出がなく、ブルーオーシャンとなっています。現在、高速道路の整備やモバイル・QRコードでのキャッシュレス決済の導入が進められており、EC化率増加の伸びしろがあります。

越境ECサービスプラン

越境ECを担う事業者として「j-Grab Mall」が正式に採用されたため、2023年10月1日より受付を開始しました。「テストプラン(日本直送型)」では、「j-Grab Mall」と契約するだけで、イオンモール ミエンチェイ店のショールームストアに商品を展示できます。現地法人の設置や人員手配などの手間をかけることなく、カンボジアをはじめ、世界190カ国に越境EC販売できるプランです。

商品の注文が入ったら、事業者はジェイグラブの日本国内倉庫に商品を発送するだけで取引が完了します。契約は、「委託販売式」と「買取方式」の2種類から選択することが可能です。

《Commerce Innovation編集部》