Shopify Japan株式会社は、中古スマートフォンやタブレット、パソコンなどのデジタル機器に特化したリコマース事業を展開する株式会社イオシスが、EC基盤の刷新にあたりエンタープライズ向けコマースプラットフォーム「Shopify」を採用したと発表しました。
スクラッチ開発から脱却、拡張性の高い基盤へ
イオシスは2026年3月期に年間売上高189億円を記録する専門小売事業者で、30年以上にわたり中古デジタル機器をECサイトと全国の実店舗で販売してきました。中古品の販売では商品ごとに状態や仕様、価格、在庫が異なるため、一般的なECよりも運用が複雑になりやすいという特性があります。
これまで同社は少人数の社内チームが開発・保守を担うスクラッチ型のECシステムを運用していましたが、社内データの統合が進みにくいことに加え、UI・UXの改善にも多くのコストと時間がかかり、新しいマーケティング施策や事業ニーズへの迅速な対応が難しくなっていました。今回、こうした課題を解消するため、既存のEC環境をShopifyへ移行することを決めています。
顧客体験向上とAI活用を見据える
Shopify導入により、イオシスは商品検索機能の改善や決済手段の拡充、購入手続きの利便性向上などを通じて顧客体験のさらなる向上を目指します。中長期的なEC戦略としては、AIを活用したコンシェルジュ型のチャットサービスなど、顧客が自分に合った商品を見つけやすく、安心して購入できる新機能の検討も進める方針です。

