動画コマースのFirework、CRMプラットフォームKlaviyoとの連携を発表

・Fireworkのショッパブル動画コンテンツをKlaviyoのメールキャンペーンに組み込み可能に
・カゴ落ちリマインダーで最大40%のリカバリー率向上が期待
・30種類以上の動画アクションデータをリアルタイムでKlaviyoに送信

企業 経営戦略
動画コマースのFirework、CRMプラットフォームKlaviyoとの連携を発表

動画コマース・ライブ配信ソリューションを提供するFirework Japan株式会社は、B2C向けCRMで急成長を遂げるKlaviyo(クラビヨ)との連携強化を発表しました。

今回のアップデートにより、Fireworkのショッパブル動画コンテンツをKlaviyoのメールキャンペーンや自動化フロー内にシームレスに組み込むことが可能になりました。これにより、ブランドはパーソナライズされた動画体験を通じて、顧客エンゲージメントおよびコンバージョン率を大幅に向上させることができます。

静的なメールから「動く体験」へ

今回の連携により、これまで静止画やテキストが中心だったKlaviyoのメールフローを、リッチでインタラクティブな動画体験にアップデートします。

ウェルカムメールでは、ブランド紹介や人気商品のショッパブル動画を初回メールに組み込み、没入感ある第一印象を提供することで、初回購入までのスピードが加速します。動画視聴データは自動的にKlaviyoにフィードバックされ、精緻なセグメンテーションでの活用が可能となります。

カゴ落ちリマインダーでは、カートに残された商品に関するFireworkの動画を自動送信し、静止画以上に商品の魅力を伝え、最大40%のリカバリー率向上が期待できます。

購入後エンゲージメントでは、チュートリアル動画や使用方法ガイドを送付することで、顧客満足度を高め、サポート負荷を軽減します。AIを活用したインタラクティブな顧客サポートは、エンゲージメントを高め、顧客からの問い合わせをスムーズに解決します。

技術的な優位性

Klaviyo Integration Directoryから数クリックで接続可能で、Fireworkのコンテンツブロックは、Klaviyoのドラッグ&ドロップビルダーに対応しており、技術的なハードルを大きく下げています。

Fireworkの動画コンポーネントは、メールのパフォーマンスに悪影響を与えないよう、完全な動画ファイルをメールに直接埋め込むことはありません。その代わりに、軽量でクリック可能なサムネイルや、メールクライアントにとって安全な自動再生プレビューとして表示されるよう設計されています。

豊富な行動データの統合

Fireworkは、動画の視聴開始(3秒以上)、エンゲージメント付き視聴、再生完了率(25%、50%、75%、100%)、商品クリックなど30種類以上の動画アクションデータをKlaviyoへリアルタイムで送信します。

これにより、より高度なターゲティングやパーソナライズ、効果測定が可能になります。A/Bテストによる効果検証も容易で、CTRが20~40%向上した事例も確認されています。

Fireworkは、全世界37カ国で1,000社以上のブランドに導入されており、マーケティングの成果最大化とデジタルトランスフォーメーションを支援しています。

《AIbot》