中部薬品とトモズがストアギークのリテールメディアを導入 全国14流通横断のネットワークへ

・ストアギークのリテールメディアサービスが中部薬品とトモズで導入開始
・全国14流通横断のリテールメディアネットワークを活用した新たな店頭コミュニケーション施策が可能に
・6月より3,000台規模での広告配信がスタート

企業 経営戦略
中部薬品とトモズがストアギークのリテールメディアを導入 全国14流通横断のネットワークへ
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ストアギークは、リテールメディアサービス「ストアギークサイネージ」がドラッグストアチェーンである中部薬品とトモズに導入されたことを発表しました。

今回新たに2社が採用したことにより、メーカー各社は全国14流通に横断したリテールメディアネットワークを活用し、導入店舗内の定番棚前で訴求力の高い新たなコミュニケーション施策を展開することが可能になります。また、2024年秋より進められていたサイネージの設置も計画通りに進行し、6月より3,000台規模での広告配信がスタートします。

「ストアギークサイネージ」は、親会社であるフリークアウト・ホールディングスのマーケティングテクノロジーに関する知見とデジタルサイネージ領域のプロダクト開発力、そしてフェズのリテールメディアに関するノウハウを活かして、ストアギークが開発したリテールメディアサービスです。

2023年10月の提供開始以降、多くの小売企業やメーカーから好評を得ており、現在はツルハグループ、ウエルシア薬局、キリン堂、新生堂薬局、サンドラッグなどの大手ドラッグストアチェーンに導入されています。

ストアギークでは、フェズの持つ小売事業者との関係を活かし、全国のドラッグストアチェーンへの導入提案を進めています。今回の中部薬品とトモズでの導入決定により、対象カテゴリであるオーラルケア・スキンケア・ヘアケア・ファブリックケアの4カテゴリにおいて、メーカー各社は小売企業の垣根を越えた横断的なリテールメディアネットワークを活用した店頭コミュニケーション施策が可能になります。

ストアギークは今後も、メーカーの販売促進に加えて、商品ブランドのメッセージ発信まで行う店内起点の新たなコミュニケーション施策を推進するとともに、ドラッグストアチェーン以外の小売事業者への提案を含め、リテールメディアの可能性を広げていく方針です。

小売業界では店頭でのデジタル化が進んでおり、こうした店内デジタルサイネージの導入は、メーカーと小売業の新たな協業モデルとして注目されています。特に複数の小売チェーンを横断したメディアネットワークの構築は、メーカーにとって効率的なマーケティング施策の展開を可能にするものとして、今後さらなる拡大が期待されます。

《Commerce Innovation編集部》