「ファミリーマート」店舗内のデジタルサイネージ・メディアを運営する株式会社ゲート・ワンが、「FamilyMartVision」の浸透度を調査した結果、2022年から2024年にかけて認知率と視聴経験率がともに上昇していることが明らかになりました。調査は、委託を受けた楽天インサイト株式会社が、2024年5月にWEBアンケートで実施。対象は15歳から69歳の男女で、サンプル数は5,000件です。2022年11月にも同様の調査が行われており、サンプル数は16,682件でした。
調査によると、「FamilyMartVision」の認知率は2022年11月に36.8%であったのに対し、今回の調査では50.4%に上昇していました。これは15~69歳の人口約8,100万人に対して約4,050万人、およそ2人に1人が「FamilyMartVision」を知っていることになります。また、視聴経験率も2022年11月の31.9%から43.4%へと上昇しました。

「FamilyMartVision」を設置しているのは、2022年6月時点で3,000店舗でしたが、2024年3月には10,000店舗に設置を完了し、1週間で約6,400万人に接触可能な媒体となりました。設置店舗数の拡大が、認知率と視聴経験率の上昇に寄与したと考えられます。
認知率と視聴経験率を年代別に見ると、10代や20代の若年層において特に高い数値でした。店内に設置しているAIカメラの視認率データでも同様の傾向が見られ、若年層ほど「FamilyMartVision」に対する注目度が高いことが確認されています。


今後、「FamilyMartVision」はさらなる設置店舗の拡大を図り、エンタメや情報、商品紹介などのバラエティ豊かなコンテンツ配信を通じて、若年層を含むすべての顧客に、より楽しい店舗体験を提供していく予定です。年々認知率が上がっていることが判明した「FamilyMartVision」の今後の展開に、注目が集まります。