明治、チョコやアイスなど128品目の値上げや減量を発表 9月出荷分より順次

・明治が128品目の価格改定
・内容量は13~29%の変更
・原材料高騰が影響

企業 経営戦略
明治、チョコやアイスなど128品目の値上げや減量を発表 9月出荷分より順次

(トップ画像は商品サイトのスクリーンショット)

株式会社明治は、合計128品目の商品について内容量の変更や価格改定を行うことを発表しました。アイスクリームは2024年9月2日出荷分から、チョコレート、スナック、チーズ、常温クリーム類、レトルトカレーは2024年10月1日以降発売・出荷分から、改定が実施されます。

対象となる商品群は、「明治ミルクチョコレート」シリーズのほか、「きのこの山」や「たけのこの里」といったチョコレート・スナック菓子102品、「明治 エッセル スーパーカップ」などアイスクリーム19品、チーズ2品、常温クリーム類4品、レトルトカレー1品です。

出荷価格改定率は、アイスクリーム19品が約5~11%、チョコレート・スナック100品が約6~31%、チーズ1品が約7%、常温クリーム類1品が約21%、レトルトカレー1品が約17%となる予定です。

内容量は、「チョコレート効果カカオ72%」15枚入りを13枚にするなど、チョコレート7品について変更率約13~29%の減量を実施。チーズは「明治北海道十勝十勝産熟成3種のチーズ」1品を140gから120gへ、常温クリーム類は「明治ピーナッツクリーム」など3品を220gを180gへと改定します。

今回の値上げの要因は、原材料価格の高止まり、物流コストや包装材価格の上昇、エネルギーコストなどの諸経費の増加です。明治は様々な対策を講じてきましたが、現状の価格での販売継続が困難と判断し、価格改定と内容量変更に踏み切りました。同社は今後もコスト上昇の吸収に向けた対策を継続し、安全で高品質な商品を消費者に提供することに努めるとしています。

《Commerce Innovation編集部》