アインHD、フランフランを子会社化 8月20日に約499億円で取得予定

・アインホールディングスがFrancfrancを子会社化
・両社のシナジーによるリテール事業の拡大
・クロスマーチャンダイジングなどの具体的シナジー

企業 資金調達/M&A/提携
アインHD、フランフランを子会社化 8月20日に約499億円で取得予定
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株式会社アインホールディングス(以下、アイン)は、2024年7月3日に開催された取締役会において、インテリア・雑貨小売販売事業を展開する株式会社Francfranc(以下、フランフラン)の全株式を取得し、子会社化することを決議したと発表しました。取得株式数は47,987株、取得価格は499億7600万円となり、株式譲渡実行日は2024年8月20日を予定しています。

アインは、ファーマシー事業とリテール事業を2つの柱としています。特にリテール事業では、コスメ&ドラッグストア「アインズ&トルぺ」を展開し、独自性のある商品構成と新鮮なコスメアイテムの提供により、他社との差別化を図っています。

今回の子会社化は、アインのリテール事業拡大戦略の一環となります。フランフランは、20代から30代の女性を中心とした幅広い顧客をターゲットに、国内152店舗、海外9店舗を運営し、洗練されたライフスタイルを提案しています。アインとフランフランは、出店エリアや顧客層において共通点が多い一方で異なる商品カテゴリーに強みを持つことから、補完関係にあると判断しました。

子会社化により、アインはフランフランの強みを活かしたシナジーを見込んでいます。具体的には、互いのプライベート商品を陳列するクロスマーチャンダイジング、大規模物件への共同出店のような戦略的店舗開発、ノウハウを共有した魅力的な商品開発などを検討しています。アインは、フランフランの株式取得後に両社の強みを融合した事業展開を進めて顧客満足度と企業価値の向上を図り、グループ全体の成長を目指す方針です。

《Commerce Innovation編集部》