株式会社読売広告社（以下、YOMIKO）は、特定エリアの食品スーパーにおける食品・飲料の売上拡大を支援する新たなソリューションサービス「Market Share Expander™」の提供を開始しました。本サービスは、食品スーパーとテレビ放送局によるタイアップ企画をベースとして、YOMIKO独自の47都道府県別の食嗜好調査とID-POSデータ分析を組み合わせることで、エリア毎の生活者ニーズに合致した企画を提供し、食品・飲料メーカーのエリア売上最大化を支援するものです。
「Market Share Expander™」は、全国各地に対応でき、課題に応じて企画内容のアレンジや食品スーパーへの提案、テレビ出稿や店頭露出サポートも行います。食品・飲料メーカーにとって、販売に苦戦しているエリアの食品スーパーとテレビ放送局によるタイアップ企画は有効な販促施策として機能してきましたが、エリア毎の食文化・食嗜好の違いを把握することが難しいという課題がありました。
そこで「Market Share Expander™」では、家庭内の料理に関するエリア別の特徴を明らかにした「47都道府県・おうち料理調査」を基に、エリア毎のテーマを設定。さらに、食品ID-POS購買行動データベース「real shopper SM」を活用することで、メーカーの商品とよく併買される食材を把握し、それらを使ったレシピ提案など、生活者のニーズに合わせた企画を提案します。
企画は、テレビCMやインフォマーシャル、店頭でのサイネージコンテンツなどに活用され、エリアでの認知促進を図ります。また、食嗜好別にターゲットへの広告配信や食品スーパー店頭でのコーナー設置、商品露出のフォローも実施。対象チェーンのPOS・ID-POSデータ分析により、企画実行後の商品の売れ方・買われ方を検証し、さらなるプロモーション戦略構築も支援します。
今後は、食品卸との連携や実施チェーンの拡大、店頭での商品露出機会の向上を図り、商圏内の位置情報を活用した店外からの集客促進施策や店内でのアプローチ強化に向けたリテールメディアの追加実装などにも取り組む予定です。YOMIKOは、本サービスを始めとするインストアコンサルティングのサービス提供を通じ、クライアント企業の事業成長を支えていくとしています。
