AVITAとエートゥジェイ、業界初ECサイトとアバター接客の連携を開始

・アバター接客ECサイト「よなこる」オープン
・地方特産品のオンライン販売促進
・AVITAとエートゥジェイが協業開始

テクノロジー ECソリューション
AVITAとエートゥジェイ、業界初ECサイトとアバター接客の連携を開始
  • AVITAとエートゥジェイ、業界初ECサイトとアバター接客の連携を開始
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オンライン接客サービス「AVACOM」を提供するAVITA株式会社とECプラットフォーム「メルカート」を提供する株式会社エートゥジェイは、業界初となるECサイト内でのアバター接客サービス連携を開始しました。協業の第一弾として、アバターが接客する三重県明和町のECサイト「よなこる」を立ち上げました。

「よなこる」では、特産品や伝統工芸品をアバターが紹介し、オンライン上での販売を行います。AVITAは、デジタル田園都市国家構想に基づいてアバターやAI技術の活用による地方の課題解決に取り組んでおり、2023年2月より明和町の地方創生プロジェクトを推進してきました。プロジェクトの一環となる「よなこる」のサイト上には、同町の特長や歴史を反映したオリジナルアバターが登場し、商品紹介のほか、質問にも回答。明和町の伝統工芸品「擬革紙」を使った小物類を販売しており、ラインナップを拡大していく予定です。

「AVACOM」は、アバターや生成AIを用いたオンライン接客サービスで、ローソン店舗や保険市場など、多くの業界で導入が進んでいます。一方、「メルカート」は、SaaS型クラウドECプラットフォームとして、ECサイトの構築からCRMまでをサポートしてきました。

「メルカート」と「AVACOM」の技術を合わせたECサイト上のオンライン接客により、商品の魅力を直接伝えることでの売上向上効果や、問合せ対応の効率アップによる人手不足の解消などが見込まれます。また、魅力を広く発信することで流通を促すほか、遠隔接客による雇用創出やデジタル人材の育成も期待されています。実店舗での実績が豊富な「AVACOM」と「メルカート」による事例ができ、ECサイトへのAIを活用した顧客対応機能の導入がますます加速していきそうです。

《Commerce Innovation編集部》