シノプス、スーパーなど小売店舗向けの作業ログサービスを提供開始

・小売業向け作業ログサービス開始
・従業員の作業時間を正確に記録
・生産性向上と経営効率化をサポート

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シノプス、スーパーなど小売店舗向けの作業ログサービスを提供開始

株式会社シノプスは、小売業の店舗向けに作業ログ記録・分析サービス「sinops-WLMS LOG」の提供を開始したと発表しました。本サービスは、スーパーマーケットやドラッグストアなどの小売業において、従業員が作業の時間を専用スマートフォンで記録し、蓄積されたデータを基にオペレーションの現状把握や課題分析を行うことが可能です。

シノプスは、発注や在庫といった「モノの最適化」に着目した需要予測型自動発注サービスを開発しており、「sinops」シリーズが食品スーパーマーケット市場で36.1%のマーケットシェアを獲得するなど、多くの小売業から支持を受けています。小売業においては、2030年に60万人の人手不足が予想されています。人材をめぐる課題の解決に向けて、シノプスは新たに「作業とヒトの最適化」に焦点を当てたサービスを提供することにより、生産性向上と経営効率化を目指すことを決定しました。

今回リリースされた「sinops-LOG」は、発注や補充、レジ業務などの小売業の現場作業を記録対象とし、専用端末の準備なく既存のスマートフォンでの操作が可能です。直観的な操作性を実現しており、シニア層の従業員にも利用しやすい設計となっています。また、作業内容のカスタマイズが可能で、店舗作業だけでなく、本部業務やバックオフィス業務にも応用できます。

今後、シノプスは「sinops」シリーズの既存ユーザーを中心に本サービスを展開し、サービスレベルの向上や販路拡大を進めるとともに、作業ログを他のWLMSシリーズと連携させることにより、さらなる機能拡張を図る予定です。従業員の能力および勤務条件などを踏まえた最適なシフト作成や、e-ラーニングによる従業員のスキルアップなど、多角的なサポートを提供していきます。シノプスは、需要予測サービスで得た知見と今回の作業ログデータ、クラウドやAI技術を駆使することにより、これからも小売業をはじめとした流通業の課題解決に貢献していく方針です。

《Commerce Innovation編集部》