東南アジア市場大手ECモール「Lazada」と「Shopee」、会話型コマースプラットフォーム「AnyChat」との連携でチャット機能提供へ

・AnyChatがLazada・Shopeeと連携
・チャットコミュニケーションがシームレスに
・EC運営の効率化と生産性向上を実現

テクノロジー ECソリューション
東南アジア市場大手ECモール「Lazada」と「Shopee」、会話型コマースプラットフォーム「AnyChat」との連携でチャット機能提供へ

AnyMind Group株式会社は、同社が提供する会話型コマースプラットフォーム「AnyChat」と東南アジア最大級のECモール「Lazada」「Shopee」との連携を開始したと発表しました。連携により、「Lazada」および「Shopee」でECショップを運営するブランド企業やクリエイターは、「AnyChat」を通じて顧客とのシームレスなチャットコミュニケーションを実現できるようになります。

「Lazada」はアリババグループ傘下のLazada Groupが運営する東南アジア最大規模のECモールで、「Shopee」はSea Groupが運営する東南アジア・台湾最大級のECモールであり、両社は東南アジアのEC市場において重要な役割を担うモールです。東南アジアのEC市場は成長傾向にあり、調査の結果、特に「Lazada」と「Shopee」は市場の大部分を占めていることが明らかになっています。

今回の連携により、「Lazada」と「Shopee」を使用する事業者は、リアルタイムチャット機能をはじめとする複数の新機能が利用可能になりました。顧客とのテキストや画像、動画を通じたコミュニケーション、顧客情報と注文情報の紐付け、複数チャットプラットフォームの統合などが挙げられます。これらの機能や、ECマネジメントプラットフォーム「AnyX」との連携により、運営の効率化と生産性の向上を図ることが可能です。

AnyMind Group Managing Director, Product Developmentの竹本龍司氏は、「Lazada、Shopeeとの連携により、AnyChatを活用して、さらに多くのチャットプラットフォームを効率的に一元管理できるようになりました」とコメントしています。また、今後について「ブランド企業のグローバル市場進出を力強くサポートできるようなプラットフォームの開発・提供に注力してまいります」と、さらなる開発への意欲を示していました。

AnyMind Groupは、2016年にシンガポールで創業し、アジア市場を中心に15ヵ国・地域に拠点を構えるテクノロジーカンパニーです。独自開発のプラットフォームとローカルネットワークを活用し、ブランドコマース事業とパートナーグロース事業をグローバルに提供しています。今回の連携は、東南アジアのEC市場における顧客体験の向上と、ブランド企業の事業成長に大きく貢献するものと期待されています。

《Commerce Innovation編集部》