ウエルシアやツルハらドラッグストア大手4社、ストアギークの新型リテールメディア導入

・ストアギークサイネージ、全国ドラッグストアに導入
・メーカーの横断的リテールメディア活用を可能に
・小売業界のDX推進と顧客満足度向上を目指す

テクノロジー その他
ウエルシアやツルハらドラッグストア大手4社、ストアギークの新型リテールメディア導入
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株式会社ストアギークは、大手ドラッグストアチェーン4社が運営する店舗に対して、新たなリテールメディアサービス『ストアギークサイネージ』の導入を進めていることを発表しました。株式会社ツルハホールディングス、ウエルシアホールディングス株式会社、株式会社キリン堂、株式会社新生堂薬局らが運営するドラッグストア11流通への導入が決まり、デジタルサイネージを各店舗に順次設置しています。

消費者の購買行動の変化や原材料価格の高騰などを背景に、小売業界では費用対効果の高いマーケティング活動が求められるようになりました。『ストアギークサイネージ』は、店舗内に設置されるデジタルサイネージとして、消費者に合った商品を効果的に紹介し、購入機会を創出することを目的としています。

ストアギークは、株式会社フリークアウト・ホールディングスと株式会社フェズの合弁会社です。同社は、フリークアウトのマーケティングテクノロジーとフェズのリテールメディアノウハウを融合させ、『ストアギークサイネージ』を開発。2023年10月より提供開始し、小売企業の垣根を越えたリテールメディアネットワークを構築しました。

本サービスにより、メーカーは横断的なコミュニケーション施策を導入店舗内で展開することが可能となります。既存のインストアサイネージには、商品棚の陳列スペースを狭める・視認性の低さなどの課題がありましたが、ストアギークサイネージは定番棚設置型とすることで、これらの問題を解決。メーカーは効果検証を行いながら、消費者に対してより魅力的な広告を提供できるようになります。

ツルハグループ、ウエルシア薬局、キリン堂、新生堂薬局などの導入企業からは、商品の真価を伝える新たな手段として、また顧客満足度向上や購買意欲向上への期待が寄せられています。ストアギークサイネージは、販売促進だけではなく、商品ブランドのメッセージ発信まで行う消費者との新たなコミュニケーション手法として、リテールメディアの可能性を広げることを目指すとしています。

《Commerce Innovation編集部》