ワークマン、高機能子供服の新業態「Workman Kids店」を都内に初出店

・東京都内初「Workman Kids店」オープン
・子供服市場に「高機能低価格」を提案
・2024年度に全国1022店で販売開始予定

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ワークマン、高機能子供服の新業態「Workman Kids店」を都内に初出店
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株式会社ワークマンは、2024年3月5日に東京都内初となる「Workman Kids店」を池袋サンシャインシティアルパ店内にオープンします。ワークマンは既存店415店、WORKMAN Plus(WORKMAN Pro店10店舗を含む)531店、話題の「#ワークマン女子」57店、新業態「WORKMAN PlusⅡ」5店を含む合計1008店を展開することになります。

ワークマンに子供服の展開を望むユーザーからの声は、2020年の「#ワークマン女子」初出店時から寄せられていました。実験的な販売を経て、第1号店をイオンモール沖縄ライカム店に出店し、オープン以降4日間で計画比5.1倍の売上を記録。特に防水・撥水加工や防虫機能の製品が人気を集めています。

今回オープンする池袋サンシャインシティアルパ店は都内初の「Workman Kids」店舗であり、続けて2024年度内に関東3店舗を含む計7店舗の出店を予定しています。一部製品は今春から全国の店舗で販売されており、秋からは約30アイテムが本格的に全国1022店での販売が開始されます。

「Workman Kids」とは

「Workman Kids」は、ワークマンがこれまで提供してきた「高機能で低価格」な製品を子供服に拡大した新業態です。親子でのリンクコーデも可能になるなど、使用シーンに合わせた多様なニーズに応えることを目指しています。

2022年時点で約8200億円規模とされるベビー・子供服市場において、ワークマンは大人用ウェアの機能性を120cm~150cmサイズの子供服に「リサイズ」して提供します。価格設定は大人用の6割から7割程度に抑えられており、家計への負担を軽減することが期待されています。

2024年2月18日に東京国際フォーラムで開催された「ワークマン2024年春夏新製品発表会」では、マスコミ100名、インフルエンサー500名が参加し、Workman Kids製品が最も注目を集めました。ステージショーにはKidsダンサーが参加し、盛り上がりを見せたとのことです。

作業着において重要な動きやすさや快適性、安全性といった要素は、日常使いの子供服に求められるものと共通です。ワークマンはユーザーのニーズに応える製品開発を進めており、子供服ならではの要望にも積極的に対応していくことで、同社の新たな主力分野となる可能性が高まるとみられます。

《Commerce Innovation編集部》