イオン九州、シノプスの惣菜に特化した需要予測システムを導入

・イオン九州がシノプスの発注システムを導入
・「sinops-CLOUD 惣菜」で食品ロス削減を目指す
・2024年2月から250店舗で順次導入予定

企業 経営戦略
イオン九州、シノプスの惣菜に特化した需要予測システムを導入

株式会社シノプスは、イオン九州株式会社が運営する総合スーパーとスーパーマーケット250店舗に、惣菜に特化した需要予測型自動発注サービス「sinops-CLOUD 惣菜」の提供を開始すると発表しました。本サービス導入により、食品ロスの削減と効率的な在庫管理が期待されます。

イオン九州は2013年からシノプスの自動発注サービスを複数利用しており、日配品やグロサリーなどのカテゴリーで稼働しています。これまでは日配品用のロジックを用いて惣菜の自動発注を行っていましたが、より精度の高い需要予測が可能な「sinops-CLOUD 惣菜」の導入を決定。2024年2月28日より、各店舗に順次導入される予定です。また、合わせて適正な品揃えを本部や店舗でコントロールする「sinops-CLOUD 品揃登録」も導入します。

「sinops-CLOUD」は、需要予測と自動発注を軸にしたクラウドサービスです。リアルタイム在庫の収集や45日先までの客数予測、AIによる発注数の算出など、高度な機能を提供しています。また、惣菜の値引き率やタイミングをAIが導き出す「AI値引」サービスもラインナップされており、店舗運営の最適化を支援します。

イオン九州は、商品に合わせた予測に基づく発注により、さらなるチャンスロスの減少と値引き・廃棄ロスの低減を目指し、持続可能な店舗運営を推進していくことになります。

《Commerce Innovation編集部》