ZenGroup株式会社が運営する海外向け購入代行サービス「ZenMarket」は、2,259名の海外ユーザーを対象に「海外からの購入動向とオンライン購入ニーズ」に関するアンケート調査を実施し、その結果を発表しました。
回答者の国籍を見ると、アメリカ、メキシコ、フランスが約3割で、全60か国以上のユーザーが本調査に参加しています。
調査によると、海外ユーザーが日本から購入する商品のトップは「アニメグッズ」で、27.4％がこのカテゴリーを選んでいます。続いて「中古品」が19％で、日本のアニメグッズと中古品の国際的な人気がうかがえます。また、「電子機器／カメラ／ゲーム関連商品」も海外ユーザーによく購入されています。
日本からの購入理由としては、「希少性」が挙げられており、53.1％と半数以上のユーザーが自国では手に入らない商品を求めています。さらに、40.4％のユーザーは日本からの購入が価格面で有利であると感じています。
海外ユーザーの85.2％は、本物の商品を購入したいという考えで、真正性に関して高い意識を持っています。
海外ユーザーの56.2％と半数以上が、商品を時間通りに受け取ることを重要視していました。ドイツ国籍のユーザーは「非常に重要」と答えた方が約26％で、他の国より低くなっています。
88.6％と約9割のユーザーが、安全な支払い方法は非常に重要だという意識を持っていることが明らかになりました。
68.2％と約7割の海外ユーザーはカスタマーサービスの迅速な対応が非常に重要だと考えており、スピードが求められています。
「ZenMarket」は、楽天市場やYahoo！ショッピング、メルカリなどの日本のオンラインショップから商品を代理購入し、全世界へ国際配送を行うサービスです。利用者が支払うのは商品金額とサービス手数料税込500円のみで、19か国語に対応しています。
本サービスを利用する海外のユーザーの半数以上は、日本でのみ入手可能な希少性に魅力を感じ、9割が支払いの安全性を重視していることが明らかになりました。また、カスタマーサービスのスピードが非常に重要と考える人が7割に達しており、海外ユーザーへの対応環境を整備しておくことで、リピートにつながる可能性を示唆しています。
