会話型コマースプラットフォーム「AnyChat」が「WhatsApp」と連携

・AnyChatとWhatsAppが連携、新機能を提供
・顧客管理と売上向上に貢献
・AnyMind Groupがグローバル市場での支援を強化

テクノロジー ECソリューション
会話型コマースプラットフォーム「AnyChat」が「WhatsApp」と連携
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AnyMind Group株式会社は、同社が提供する会話型コマースプラットフォーム「AnyChat」において、Meta社が運営するメッセージングアプリ「WhatsApp」との連携を開始したことを発表しました。

「AnyChat」は、リアルタイムチャットによる接客体験やカスタマーサポート機能を提供し、ECサイトとの連携による購買や商品発送をトリガーにした配信のほか、購買データの活用を通じて顧客体験価値を最大化するプラットフォームです。「WhatsApp」は、世界中で利用されているメッセージングアプリで、Meta社によるとデイリーアクティブユーザー数は20億人にも上るとされています。

「AnyChat」は「WhatsApp」との連携によって、リアルタイムチャット、CRM機能、誘導広告との連携という3つの新機能を提供します。まず、顧客とのリアルタイムでのチャットコミュニケーションにより、実店舗に近い購買体験を実現。接客を通じて顧客の潜在ニーズを引き出し、満足度や購買意欲の向上をサポートできます。

CRM機能では、問い合わせ内容や購買状況に応じたタグ付け、グループ化などの顧客管理が行えます。ECプラットフォーム「Shopify」を利用している場合は、過去の注文情報の参照や配送状況の確認も可能です。さらに、誘導広告との連携機能では、広告から流入した見込み顧客をサポートやFAQへ誘導し、ブランドや商品へのロイヤルティを深めることで、ビジネスの可能性を広げます。

AnyMind GroupのManaging Director、Product Development の竹本 龍司氏は、WhatsAppとの連携について、「企業はこれまで以上に広い範囲で事業を拡大できるようになりました」とコメント。また、「AnyChat」を利用すると、LINE、Instagram、Messengerなど複数のチャットプラットフォームを効率的に一元管理できることを伝えています。

「AnyChat」は、会話を通じて購入を促すとともに、顧客をファン化する目的で提供されているプラットフォームです。今回の連携により、EC事業者は様々なチャットツールを利用する顧客とのコミュニケーションをより密にし、売上向上と顧客管理業務の効率化を図ることができるようになります。

《Commerce Innovation編集部》