阪大の共同研究講座、PLAZA 店舗にて「自己推薦ロボ」の実証実験 商品が自ら動いて話す新たな販促手法

株式会社スタイリングライフ・ホールディングス プラザスタイル カンパニーは、「PLAZA」の店舗にて、株式会社サイバーエージェントの研究開発組織と大阪大学大学院基礎工学研究科の先端知能システム共同研究講座による「自己推薦ロボット」の実証実験を開始します。

テクノロジー その他
阪大の共同研究講座、PLAZA 店舗にて「自己推薦ロボ」の実証実験 商品が自ら動いて話す新たな販促手法
  • 阪大の共同研究講座、PLAZA 店舗にて「自己推薦ロボ」の実証実験 商品が自ら動いて話す新たな販促手法
  • 阪大の共同研究講座、PLAZA 店舗にて「自己推薦ロボ」の実証実験 商品が自ら動いて話す新たな販促手法
  • 阪大の共同研究講座、PLAZA 店舗にて「自己推薦ロボ」の実証実験 商品が自ら動いて話す新たな販促手法

株式会社スタイリングライフ・ホールディングス プラザスタイル カンパニーは、2023年10月6日にオープンしたライフスタイルストア「PLAZA」の新店舗「PLAZA NEWSSTAND」赤坂店にて、株式会社サイバーエージェントの研究開発組織「AI Lab」と大阪大学大学院基礎工学研究科の先端知能システム共同研究講座による「自己推薦ロボット」の販売促進に関する実証実験を開始します。

サイバーエージェントは、デジタルサイネージやアプリを活用した店舗のメディア化を目指し、小売企業のDXおよび広告事業創出を支援し、デジタルマーケティングの知見を活かした店舗集客や販売促進施策に注力してきました。その一環として、販売促進や商品認知に繋がる新しい手法になり得る「自己推薦ロボット」を開発し、スーパーマーケットやドラッグストアなど多様な店舗形態で実証実験を行ってきました。

実験の結果、「自己推薦ロボット」を活用することで来店客の立ち止まり率が2.14倍増加し、販売率が6.67倍増加した事例や、棚前の滞在時間が1.22倍、商品の手に取り率が1.81倍増加し、販売率が2.37倍に増加した事例が出ており、その効果と有効性を確認しています。ポストコロナの実店舗では、子どもから大人・訪日観光客など来店客の増加が見込まれ、多くの顧客が商品情報に楽しく触れる機会や新たな購買体験を提供することが期待されています。

このような背景のもと、本実証実験では新たな店舗形態や、これまで検証していない商品カテゴリである「美容・ヘルスケア」においても、自己推薦ロボットの活用で同様の推薦効果を見込めるかを検証します。実施期間は、2023年10月6日から11月2日まで。実証を通じて、店舗内販促の新たな手法として「自己推薦ロボット」を確立し、実用化を目指します。

サイバーエージェントは今後も、実社会におけるロボット活用の可能性を広げるとともに、新しい顧客体験と実店舗の価値創造に貢献していくとしています。

《Commerce Innovation編集部》