
ECブランドのロールアップ事業を展開する株式会社EC PARKは、米国発のテントブランド「Haven Tents」、新潟県燕三条生産のアウトドアブランド「鎌倉NaFro」、日本未上陸のフライロッドブランド「REYR Gear」の3ブランドについて、2026年9月1日付でライセンスを取得したと発表しました。各ブランドの商品は、同社が運営するセレクトショップ「PARK ONE」で販売します。
共通のグロース基盤に複数ブランドを統合
EC PARKは、自社EC、国際物流、カスタマーサポート、マーケティングやSNS、データを「共通グロース基盤」としてまとめ、複数ブランドを載せて成長させるECロールアップ事業を手がけています。
同社が狙うのは、本国では認知と顧客基盤が確立している一方、日本や世界では未開拓のブランドです。厳選したブランドのライセンスを取得することで、ゼロから立ち上げるリスクを避けつつ、標準化した「勝ちパターン」でブランド価値を引き上げる考えです。
対象となる3ブランド
Haven Tents(ヘブンテント)は、2019年に設立された米国ユタ州発祥のテントブランドです。「完全フルフラット式」という独自構造で特許を取得しており、本国のSNSファンは約63.7万人に上ります。
鎌倉NaFro(カマクラナフロ)は、日本発の高品質なキャンプ・アウトドアブランドです。新潟県燕三条で生産した金属加工品を中心に展開し、高いリピート率を獲得しているといいます。
REYR Gear(リアギア)は、米国ユタ州発で日本には未上陸のフィッシングブランドです。伸縮式の新しいフライロッドを通じて、「旅×釣り」のスタイルを提案します。



セレクトショップ「PARK ONE」で展開
3ブランドの商品は、EC PARKが運営するオンラインセレクトショップ「PARK ONE」で順次取り扱いを始めます。PARK ONEは、「本当に良いもの、生活を豊かにするもの」を基準に、自社ブランドや日本での独占販売権を持つ海外ブランドを厳選して扱う店舗です。
今後の展望
直近1年は、ブランドごとの世界観を大切にしながらPARK ONEで商品を販売する計画です。あわせて、国内外の主要ブランドとのコラボ商品の企画・販売も進めており、キャンプや釣りといった従来のアイテムにとどまらない商品を展開して、より幅広い顧客層へブランドを広げる方針です。将来は日本国内だけでなく、アジアなど他地域へのグローバル展開も目指します。
代表取締役の勝沼潤氏は、「日本から世界、世界から日本へ」というビジョンのもと、国内外を問わず価値あるものを届けたいと考え、同社を設立したと説明しています。今回は国内での市場規模と本国でのブランド力を踏まえ、第一弾としてブランドの買収と日本国内での独占販売権の取得に至ったとのことです。
同氏は今後について、ECを軸に業種を問わず価値ある事業の取得を加速させ、国内外の事業価値を高めていくことに注力すると述べています。





