
RUFU株式会社は、これまで「emma」の名称で提供していたAmazon業務代行AIエージェントを、2026年9月24日より包括的なEC業務を代行するAIエージェント「RUFU AI」としてリニューアルしました。
RUFU AIは、Slack・Microsoft Teams・Chatworkなど普段利用しているチャットツールで指示するだけで、Amazon・楽天市場・Yahoo!ショッピング・自社ECサイトなど複数のECモールを横断して、商品登録や商品画像処理、経理データの整形、レポート作成、セール設定、広告運用といった業務を代行します。多忙なEC運営担当者の工数削減につながるサービスとして位置づけられています。
AmazonからEC運営全体を代行するAIエージェントへ
同社は当初、AIエージェント「emma」をAmazonなど一部のECモールに特化させ、売上向上のためのデータ分析機能を中心に提供していました。利用企業の増加に伴い現場の課題を聞き取るなかで、EC運営では自社ECサイトや在庫管理システムを含めた商品登録・画像処理・広告運用・セール設定・受注処理・レポート作成など幅広い業務が複雑なツールやフローの中で行われ、多くの時間が費やされている実態が見えてきたといいます。こうした課題を解決し、EC事業者が売上向上の施策に注力できる環境をつくるため、機能を拡張したうえで「RUFU AI」への名称変更に踏み切りました。
チャットで指示するだけで業務を遂行、判断が必要な場面は相談
利用者がチャットツール上で「新作20点をShopifyと楽天市場に登録して」のように指示すると、RUFU AIが普段使っているECモールやカートシステム、業務ツールを操作して業務を遂行します。判断が必要な例外が発生した場合はチャットツール上で対応を相談し、業務完了後には実施内容を報告する仕組みで、部下に業務を任せるような感覚でAI化を進められるとしています。
対応するECモールは楽天市場(RMS)、Amazon(セラーセントラル・ベンダーセントラル)、Yahoo!ショッピング、Qoo10、ZOZOTOWN、au PAY マーケットなど。カート・受注管理システムはShopify、futureshop、BASE、STORES、ecbeing、ecforce、EBISUMART、カラーミーショップ、ネクストエンジン、EC-CUBE、MakeShopに対応し、Slack、Chatwork、Microsoft Teams、LINEなどのチャットツールから指示できます。
BOTANIST運営元や博報堂などが導入
RUFU AIは、BOTANISTを展開する株式会社I-neや株式会社博報堂など大手企業を中心にEC運営の現場で活用されています。商品登録・ページ改善、画像レタッチ・リサイズ、在庫管理・発注、セール・キャンペーン対応、受注処理・出荷依頼、顧客対応・レビュー管理、売上レポート・異常検知、広告運用の最適化など幅広い業務をAI化できる点が評価されているといいます。
導入にあたっては業務フローを大きく変更する必要がなく、現在使用しているスプレッドシートや命名ルール、確認フローなどを前提にAIエージェントを構築できるとしています。トライアル導入も可能で、開始までに必要な準備は約60分の打ち合わせのみとのことです。

