株式会社エニキャリは、株式会社セブン-イレブン・ジャパンが展開する宅配サービス「7NOW」の配送を開始しました。両社の連携は、セブン-イレブンの「7NOW」を2024年度中に全国展開する計画に向けた取り組みの一環です。
本取り組みでは、エニキャリの配送管理システム「ADMS」と「7NOW」のシステムを連携させ、「7NOW」に注文が入った際に近隣のエニキャリ配達員や配送パートナーとマッチングを実施して迅速に商品を配送します。

セブン-イレブンは「7NOW」の全国展開に向けて、ドローンやロボットによる配送の実証などに取り組んできました。今回、エニキャリとのシステム連携が実現し、配送エリアの拡大とラストマイル物流体制の強化を図ります。
エニキャリの共同配送パートナー網を活用することで、「7NOW」の配送網が強化され、大手宅配寿司チェーンや新聞販売店、酒屋など、地域の軽貨物事業者のリソースを有効に活用できるようになりました。

エニキャリは今後も小売業やEC事業者、運送事業者との協業を通じて、配送網を拡大し、持続可能なラストマイル物流の実現を推進するとしています。セブン-イレブンは「7NOW」を通じて、さらに利便性を高めたサービス提供を続けていく予定です。
両社の連携は、ラストマイル物流の効率化と消費者の利便性向上に寄与するものです。地域の配送ネットワークを最大限に活用することで、持続可能な物流体制の構築が期待されます。