ファミマ、甲南大に最小モデル無人決済店舗を新設 日中は有人のハイブリッド運用

・甲南大学に無人決済店舗オープン
・「TTG-SENSE SHELF」全国初導入
・ファミリーマート、44店舗目の出店

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ファミマ、甲南大に最小モデル無人決済店舗を新設 日中は有人のハイブリッド運用

株式会社ファミリーマートは、兵庫県神戸市の甲南大学内に、無人決済システムを導入した新店舗「ファミリーマート甲南大学西校舎/S店」を2024年9月20日にオープンすると発表しました。株式会社TOUCH TO GOが開発した、最小スペースでの展開が可能となる商品棚型システム「TTG-SENSE SHELF」を全国で初めて導入した店舗となります。

甲南大学内の新店舗は、日中は有人店舗として機能し、夜間や早朝は無人決済システムを活用するハイブリッド型の運営を行います。従業員が常駐しない時間帯でも、学生や教職員はスムーズに買い物することが可能です。また、無人決済システムの導入により、レジ対応業務の削減やオペレーションコストの低減、人材不足の解消にも寄与すると期待されています。

利用者は商品を手に取り、出口でディスプレイに表示された内容を確認し、バーコード決済や交通系電子マネー、クレジットカード、現金のいずれかで支払うと、買い物が完了します。店舗面積は約52㎡で、無人決済システム部分は約2㎡。飲料やパン、菓子、デザート、レトルト食品など約130種類の商品を取り扱います。

ファミリーマートは、2021年3月の1号店開店以降、オフィスビルや駅構内、市役所、学校関連施設、商業施設や物流施設の従業員休憩スペースなどへの無人決済店舗の出店を進めており、今回の甲南大学西校舎/S店は44店舗目の出店となります。ファミリーマートは、今後も全国への無人決済店舗出店を推進し、利便性の向上に努めていく方針です。

《Commerce Innovation編集部》