イオンリテール株式会社は、プロトタイピングスクール「プロトアウトスタジオ」が提供する「プロトアウト作成トレーニング」を実施し、様々な部門で作業自動化を実現しました。本トレーニングは、プログラミング技術に加えて、企画力や発信力の育成を目的とするものです。2023年8月から約3ヶ月間にわたり研修を行い、様々な部署の現場社員が業務上の課題解決に向けたデジタルツールを実装、検証しました。
本プログラムは、デジタル技術を知る「技術応用授業」、実際の課題に取り組む「制作授業」、そして成果を社内で共有する「成果発表会」の3部構成で進行。各業務における問題を解決するツールを実装し、部署内でブラッシュアップしていくことにより、個人だけでなく組織全体の変化を促す取り組みとなっています。
例えば、イオンの商品管理部では、「店舗別の欠品商品や欠品率の取得を自動化すること」に取り組み、作業時間を1/20以下に削減しました。オンラインショップでは、販売事故リスクを減少させるために、Power Automate DesktopとPower Queryを用いて「手作業で行われていた547種にわたる作業の自動化」に成功しています。

また、「公図作成のデジタル化」により、紙を切り貼りしていた作業を削減し、作業時間を16時間から1時間に短縮しました。

「議事録作成のAI化」の取り組みでは、月間25~30時間必要だった作成時間が3.5時間に減少。ほかにも、「ノーコードツールを用いた接客コンクール審査用アプリの開発」、「雑貨商品部の仕入れデータ加工自動化」など、多岐にわたる業務改善が行われました。


「プロトアウトスタジオ」は、dotstudioが運営するプロトタイピング専門スクールであり、提供するのは一般的なプログラミングスクールと異なるアプローチのトレーニングです。小売業界に限らず、様々な業界で同様の取り組みを実施しており、テクノロジーを活用して現場の課題を解決するビジネス人材の育成を目指しています。本件に関する問い合わせは、dotstudioのメールアドレス( info+protoout@dotstud.io )で受け付けているとのことです。