食品購入時に60代は期限が長いものを選ぶ人が多く、20代は逆転?…クロス・マーケティングが食に関する調査の結果を公開

・外食頻度は月に1回以上が62%
・賞味期限への意識、年代により異なる
・トレンド食品への関心、地産地消が最高

市場 消費動向
食品購入時に60代は期限が長いものを選ぶ人が多く、20代は逆転?…クロス・マーケティングが食に関する調査の結果を公開
  • 食品購入時に60代は期限が長いものを選ぶ人が多く、20代は逆転?…クロス・マーケティングが食に関する調査の結果を公開
  • 食品購入時に60代は期限が長いものを選ぶ人が多く、20代は逆転?…クロス・マーケティングが食に関する調査の結果を公開
  • 食品購入時に60代は期限が長いものを選ぶ人が多く、20代は逆転?…クロス・マーケティングが食に関する調査の結果を公開
  • 食品購入時に60代は期限が長いものを選ぶ人が多く、20代は逆転?…クロス・マーケティングが食に関する調査の結果を公開
  • 食品購入時に60代は期限が長いものを選ぶ人が多く、20代は逆転?…クロス・マーケティングが食に関する調査の結果を公開
  • 食品購入時に60代は期限が長いものを選ぶ人が多く、20代は逆転?…クロス・マーケティングが食に関する調査の結果を公開
  • 食品購入時に60代は期限が長いものを選ぶ人が多く、20代は逆転?…クロス・マーケティングが食に関する調査の結果を公開

株式会社クロス・マーケティングは、20~69歳の男女2,500人を対象に「食に関する調査(2024年)」を実施しました。本調査は、外食の実態や賞味期限への考え方、値上げ時の購買行動、料理に対する意識、トレンド食品への関心など、食に関わる幅広いテーマについてのデータを収集・分析したものです。

調査結果によると、外食頻度は「週に1回以上」が31%、「月に1回以上」が62%と、コロナ禍の2022年と比較して増加しています。

外食の理由としては、「美味しいものを飲食したい」「好きなものを飲食したい」という回答が多く、行動制限が解除されたことで「友人/知人との会話を楽しみたい」「家族との会話を楽しみたい」といった社交的な理由も増加していることがわかります。

食品や食材の賞味期限に対する意識では、全体では「一番賞味期限が遠いものを選ぶ」という回答が47%と最も多く、特に60代では6割に迫る結果となりました。一方で、20代では逆に「賞味期限が迫っているものから買う」が「遠いものを選ぶ」より1%上回り、食品ロス対策などへの意識が他の年代よりも高いことが明らかになりました。

商品が値上がりした際の購買行動については、「値上がりしても、いつも買う商品を買うことが多い」という回答が28%、「同ジャンルの安い商品に替えることが多い」という回答が34%となり、特に20~40代で「安い商品」へのシフトが顕著でした。

料理の認識では、「切られた食材を炒める・焼く」を料理と考える人が78%、「電子レンジで調理する」を料理と考える人が65%となっており、簡便な調理方法が一般的に受け入れられていることがわかります。

トレンド食品に関しては、見聞きしたことがあるのは「地産地消」「オーツ麦・オートミール」「グルテンフリー食品」「ヴィーガン食」が4割台でした。「地産地消」に対する認知が高く、購入経験も25%と最もおおくなっています。また、「腸活を意識した乳酸菌食品」や「免疫力向上を意識した食品」への関心も高く、特に20~30代では「睡眠の質の向上を意識した食品」が3位となり、多くの人が興味を示しています。

本調査の結果は、クロス・マーケティングの公式サイトからダウンロード可能です。

《Commerce Innovation編集部》