株式会社メイキップは、オンライン試着体験のための顔合成AI機能「FaceChange」の本格的な販売を開始しました。本サービスは、アパレルECサイトにおいて、ユーザーが自身の顔を商品画像に合成することで、実際に着用した際のイメージを容易に把握できるというものです。特許出願中の本技術は、利用しないユーザーと比較して購買率を4.2倍に高めるという成果をもたらすことが実証されています。
FaceChangeは、オンラインでの洋服購入時に「自分に似合うかどうかわからない」というユーザーの不安を解消することを目的として開発されました。簡単なタグ挿入により、アイテム詳細画面にバナーを表示し、ユーザーは自分の顔をモデルやスタッフのコーディネート画像に差し替えることができます。さらに、メイキップが開発したサイズレコメンドエンジン「unisize」を活用することで、ユーザー自身の体型に近いスタッフのコーディネート画像を選択することも可能です。
ユーザーからのフィードバックも肯定的で、実施されたアンケートでは約63%のユーザーがFaceChangeを「役に立った」と評価しています。また、サイズレコメンドエンジン「unisize」との併用により、コンバージョンレート(CVR)が8倍になるなど、購入前のイメージ確認・サイズ確認が購入を後押ししていることが明らかになりました。

メイキップは、本格提供開始に合わせて、ユーザーからのニーズが高かった合成対象のモデル商品画像を自由に選べる機能を追加しました。これにより、ユーザーは自分が合わせたい商品の色や柄を自由に選んで合成できるようになります。さらに、精度の改善などアップデートを続けていく予定であり、現在は動画での合成機能を開発中です。同社は、今後もユーザー主体のアパレルECサービスを提供することを目指すとしています。