阪急百貨店のSポイントとPontaポイント、相互交換サービス開始

・H2OとLMがポイント交換サービスを開始
・2024年3月26日からSポイントとPonta交換可能
・阪急阪神グループとPontaが提携、利便性向上

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阪急百貨店のSポイントとPontaポイント、相互交換サービス開始

エイチ・ツー・オー リテイリング株式会社(以下「H2O」)と、株式会社ロイヤリティ マーケティングは、2024年3月26日より、SポイントとPontaポイントの相互交換サービスを開始しました。本サービスは、両社が2022年11月下旬から進めているデータマーケティング分野での協業の一環として実施されています。

ポイント交換サービスの開始日は、2024年3月26日。レートは「1Sポイント=1Pontaポイント」となり、100ポイント単位から交換可能です。SポイントからPontaポイントへの交換は各カードの会員サイト上で実施でき、PontaポイントからSポイントへの交換は、Ponta特典交換サイトを通じて行うことができます。

交換対象となるSポイントのカードは、H2Oグループが発行する5券種です。具体的には、阪急百貨店・阪神百貨店各店ポイントカード、イズミヤポイントカード「ヒナタス」、阪急オアシスメンバーズカード クラブ・エフ、ペルソナSTACIAカード(赤い券面のカード)、ペルソナSTACIAアメリカン・エキスプレス®・カードとなります。なお、青い券面のペルソナSTACIAカードは対象外です。Pontaポイントに関しては、Pontaアプリおよびすべてのカードが対象となります。

SポイントとPontaポイントについて

「Sポイント」は、阪急百貨店・阪神百貨店をはじめ、阪急阪神グループを中心としたスーパーマーケットやショッピングセンターなどで利用できる共通ポイントです。「Sマーク付きポイントカード」と、クレジットやPiTaPa機能付きの「STACIAカード」があります。

一方、「Ponta」は、2010年3月からサービスを開始し、現在1億人以上の会員数を有する共通ポイントサービスで、全国の約28万店舗で利用可能です。相互交換サービスにより、消費者はより柔軟にポイントを利用できるようになるため、ショッピングの利便性が向上することが期待されます。

《Commerce Innovation編集部》