西日本旅客鉄道株式会社（JR西日本）は、新たなECモール「WESTERモール」を2024年4月に開業すると発表しました。この新サービスは、「心と未来を動かす“WESTER体験”」をコンセプトに、時間や場所にとらわれずにオンラインでの買い物を可能にするものです。
新たなモールは、出店型のECモールとして運営され、開業日は4月中旬を予定しています。25店舗が出店し、約1,400の商品を取り扱う予定です。西日本の土産や食品、ギフトを中心に扱い、店頭にない商品も購入できます。また、JR西日本のポイントサービス「WESTERポイント」が利用可能です。
「WESTERモール」は、旅行中だけでなく前後も含め、いつでもどこでも便利に買い物できるモールとして企画されました。旅行前には土産を事前に検索して期待感を高め、旅行中にはスマートフォンを通じて購入した商品を自宅に配送することが可能です。旅行後には、気に入った商品をリピートすることで、思い出を再び楽しめます。
「WESTERモール」の特徴
JR西日本グループならではのモールとして、商品は地元の限定品や特産品を豊富にラインナップ。リアルとの融合により、催事店舗で実物を確認し、納得してから購入できるようにします。2024年夏には、帰省や出張時に便利な駅ナカ店舗などでの商品受け取りにも対応する予定です。
将来的には、スマートロッカーを活用した新幹線輸送による生鮮品の取り扱いや、バーチャル大阪駅のようなメタバース内でのショッピング体験も検討中です。海外からの顧客向けに、注文してから身軽に旅を楽しみ、一括で帰国前に商品を受け取れる仕組みの構想もあります。
JR西日本は、「WESTERモール」を通じてリアルとデジタルを融合させ、旅行と買い物の新しい形を提案しています。また、2022年3月に開設された「DISCOVER WEST mall」も引き続き運営されるため、両モールを併用することでより豊かなショッピング体験が期待されます。
