ショッピージャパン株式会社は、「越境ECの2022年の総括及び2023年の展望調査」を実施し、その結果を発表しました。調査対象は越境EC事業の担当者111名です。
2022年を振り返って、勤め先の会社では越境ECに注力していましたかと尋ねたところ、36.9％が「非常にそう思う」、53.2％が「ややそう思う」と回答しました。
2022年における越境ECのマーケティングの合計予算は年間おおよそいくらですかと尋ねたところ、トップ5は「100万円以上200万円」23.4％、「300万円以上500万円未満」20.7％、「200万円以上300万円未満」19.8％、「500万円以上1000万円未満」14.4％、「50万円以上100万円未満」9.9％でした。
勤め先の会社が越境ECを開始した理由・目的のトップ5は、「リピーターの定着」46.8％、「新しい市場・販路の開拓」45.0％、「直接の海外での出店をせず、コストが削減できるから」44.1％、「日本製商品のニーズの高まり」が44.1％、「海外市場のテストマーケティング」43.2％でした。
勤め先の会社が越境ECを開始した理由・目的で「わからない/答えられない」以外を回答した方に、その他に越境ECが開始された理由・目的を尋ねたところ、「既存事業の不振」「為替相場の関係」「会社の方針」などの回答が寄せられました。
2022年を振り返って、勤め先の会社の越境ECでの課題は、51.4％が回答した「サポート対応が難しい」がトップでした。次いで、「配送料、手数料が高い」45.0％、「外国語対応ができるスタッフの確保」43.2％となっています。
勤め先の会社の越境ECでの課題で「課題はない」「わからない/答えられない」以外を回答した方に、その他の越境ECにおける課題を尋ねたところ、「現地法規への対応」「配送提携」「やり方が分からない」などの回答が寄せられました。
2023年はより越境ECに注力していきたいと思いますかと尋ねたところ、「非常にそう思う」31.5％、「ややそう思う」59.5％となりました。
2023年に向けて今後注力したいエリアのトップ3は、「シンガポール」53.2％、「マレーシア」51.4％、「台湾」が42.3％でした。
2023年に向けて、今後行っていきたい施策トップ3は、「Web広告施策」55.0％、「SNS広告施策」49.5％、「コンテンツマーケティング施策」48.6％でした。
※出典元：「shopee」
