
株式会社アイルは、複数ネットショップ一元管理クラウドサービス「CROSS MALL(クロスモール)」において、マーケットプレイス構築プラットフォーム「Mirakl(ミラクル)」との連携を開始したと発表しました。フラッグシップ株式会社が提供する連携アプリ「Connector for Mirakl(コネクターフォーミラクル)」を経由し、注文情報・在庫情報のやり取りが可能になります。
Miraklで構築したモールとの受発注・在庫連携を自動化
今回の連携により、「Mirakl」で構築されたマーケットプレイスからの注文情報を自動で取り込めるようになりました。あわせて「CROSS MALL」から在庫情報を自動送信できるため、複数モールを運営・出店する事業者は使い慣れた運用環境のまま一元管理を続けられます。
Miraklは世界450社以上に導入されているマーケットプレイス構築SaaSで、モール運営事業者にとってはドロップシップを含む新しいビジネスモデルの構築を後押しする存在です。今回の連携は、Miraklを活用するモール運営事業者にとって出店ハードルを下げ、店舗誘致の加速や品揃え拡大につながることが期待されます。
ニトリの自社マーケットプレイスで先行採用
本連携は、株式会社ニトリが展開する自社マーケットプレイス「ニトリネットマーケットプレイス」にて先行採用され、2026年4月より運用が始まっています。従来はCROSS MALLとMiraklの連携が整備されておらず、CROSS MALLを運用基盤とする出店企業にとって、既存の環境とは異なる連携対応が出店の障壁となっていました。
今回のAPIコネクター活用により、CROSS MALLを利用する企業はニトリネットマーケットプレイスへスムーズに出店できるようになり、受注・在庫・出荷業務をまとめて管理できます。運営するニトリ側にとっても、出店企業の誘致とオンボーディングが円滑になることで、早期の品揃え拡大と事業成長が見込めるとしています。
一元管理の難しさを解消する運用支援を継続
自社マーケットプレイスの運営では、モール運営側・出店企業側の双方で既存環境と異なる「一元管理の難しさ」が参入の障壁になりやすいといいます。アイルは今後もCROSS MALLの機能やサポート体制を通じて双方の運用環境をつなぎ、バックヤード業務の大きな変更を伴わずに運用できる環境づくりを支援していく方針です。

