株式会社YTGATE(東京都中央区、代表取締役:高橋祐太郎)は、EC事業者を対象とした「決済承認率の可視化診断」の結果に基づき、消費者調査を組み合わせた決済承認率レポート「百貨店EC決済レポート 2025」を公開しました。
本資料は、100社の診断サマリに続く業種別レポートであり、今回は百貨店ECに焦点を当てています。決済承認率とは、ユーザーがカートに商品を入れ、購入ボタンを押した後に、実際に決済が成功する割合を指します。
近年は、本人認証やチャージバック管理の強化を背景に、カード会社がリスク回避的な与信判断を行う傾向が強まっています。その結果、本来は正規の取引であるにもかかわらず否認される事例が増加しています。
調査結果によると、百貨店ECの決済エラー経験率は32.4%で、全業種の平均29.5%に比べて2.9ポイント高く、おおむね平均的な水準となっています。
注目すべきは、決済エラー後の消費者行動です。決済エラー後も購買意欲は高く、8割が「他で買う」行動を取っており、エラーは「離脱」ではなく「他店への送客」になっている実態が明らかになりました。
「百貨店EC決済レポート 2025」では、消費者アンケートの詳細分析や具体的な改善ポイントを掲載しています。今後は「ふるさと納税編」「飲食品EC」など、業種ごとのレポートを順次公開予定です。
YTGATEは「決済を最適化し、世界をつなぐ。」をミッションに掲げ、決済承認率の向上を支援し、国内外のクレジットカード加盟店向けに決済効率化、安全対策、データ可視化などを包括的に提供しています。






